本日よりふたつの展覧会が始まりました。
二十代半ばの男性ばかり4人の作家さんの作品を展示しています。
リブ・アートではちょっと珍しい展開。
北室:三人写真展ー無名の土ー
北室は、伊豆野眸さん、田所正臣さん、菅聡樹さんのによる写真展「無名の土」。
現代を生きる私達の生活は、いつだったかに、どこかの誰か達によって作られた“イメージ”で溢れ返っているわけで。
どこかの誰かによって編集され、物語られ、先導され、伝播された膨大な“イメージ”の集積。
それを、例えば歴史の真実として、私達は信じ込んでいるに過ぎないのかもしれません。
「無名の土」とは、過去でもなく未来でもなく…、
あらゆる意味から開放された、そうだなぁ...
原風景のような?
南室:白石貴士絵画展
うってかわって南室は、京都在住の白石貴士さんの2年ぶりの個展。緻密なタッチとファンタジックな味付けはそのままに
前回から更に作風を変化させて登場。
魚眼レンズを覗いたような...
昭和50年代くらいを思わせるノスタルジックな雰囲気なんだけど、25歳の若い作家さんなのですね。
力作が60点程揃ってます。