【両室】河野甲 -革立体の世界-
本日より、宇和島市出身の造形作家河野甲さんによる、革立体の展覧会が始まっています。
「八月社」とは河野甲さんのアトリエの屋号です。8月といえば夏休み?少年の日々のきらきらした夏の思い出が蘇えってきそうな、素敵な名前。
そして河野さんは、そのまんますくすくと大人になった昆虫少年の完成形。動物の皮革を自在に操り、図鑑から飛び出してきたようにリアルな昆虫や動物の立体を作ってしまいます。類稀なる造形力。こんな幸せな昆虫少年なかなかいないと思う...
スミナガシという蝶々のさなぎ。なんとも不可思議で艶めかしい自然の造形。青地に白い斑点を持つとても美しい蝶々が孵るらしい。
あ。迷子の子恐竜が横切ったっっ(焦)
こんなポエティカルな作品も。「天体測量士」。キュートで優しく壮大な物語が始まりそう。
イカす。カブトガニ。