松山の画廊 ギャラリーリブ・アート最新ニュース

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カテゴリ:今週の展覧会( 557 )

〜5/9【南室】坂本卓遺作展 〜5/2【北室】LIVE-ART「ガラスと版画」展

【南室】坂本卓遺作展 

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本日より南室にて坂本卓遺作展が始まりました。
魚市場の経営者だった坂本さんは、小さな子供の頃からずっと、
絵を描くことが大好きだったそうです。
大人になってからは、魚市場で出会う魚介の絵を好んで描かれていました。

「活きのええうちに、色がかわらんうちにかかないかんのや」

そんな、ご主人の口癖を思い出して、思い出が新鮮なうちに!
と思い立たれた奥様の手で実現した本展。


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まずは、小学校2年製の頃に描かれたという絵日記。
お母様のお手製の表紙がついています。


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どの絵も、すごくしっかりと、とびきり楽しげに描かれていて、
見ている私たちも幸せな気持ちになります。日記の文字も、なんともなんとも❤️
当時のゆったりとした生活の匂いがしっかりと伝わってくるのだから、
すごいなぁ...と思います。


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裏紙に描かれたキスの絵。裏紙でもとてもとても丁寧なんです。
無心のまなざし。それも生へ喜びに満ちたまなざし!



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鮮魚の美味しさを描き留めるための無心の時間。
なんて幸せな時間だろう....



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「はずかしがりやの主人もあの世で喜んでくれるのではないか、
それともいらんことすると苦笑いしているかもしれません」
とは展覧会のご案内に書かれた奥様の言葉。
いずれにせよ、とてもウラヤマシイです、私(笑)。


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地元「港山」の風景。
にこやかな笑顔と、和やかで温かな空気が蔓延したフロア。
故人のおひとがらがしのばれます。






【北室】LIVE-ART「ガラスと版画」展
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さて、北室は、リブ・アートのコレクション版画と、
西山芳浩さんのガラスを中心に展示しております。


そうそう、今回、作品を見ながら、ゆったりしていただきたいと思い、
ちょっとしたカフェコーナー、つくってみました。
お買い物の方以外も大歓迎です。
おやすみどころとして使っていただけると嬉しいです。



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西山さんの作品は先週までの企画展から一部延長してお借りしています。
見逃した方はぜひ、この機会に。
山吹色が美しい小品版画は林孝彦さんの作品。
李朝風の家具などにも似合いそう。



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山本容子さんの希少な旧作。ジャズをイメージしたシリーズのうちの一作。
無造作な線がとびきりチャーミングなウィットとともに作品に変わっていく驚きと楽しさ。


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西山芳浩さんの花器は小さくても
しっかりとした存在感があります。決しておしゃべりじゃないんだけれど。


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木村繁之さんのきらめくように美しい木版画。
木版画だからこその美しさがいっぱいつまっています。
自然の光のなかではもっと色彩に奥行きがでてきますよ。


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新芽がぐんぐん伸びているキウイ蔓をいただいたので、
たくさんの掛花を使っていけてみました。
左が井崎正治さんの木製の、まんなかが西川孝次ガラスの、右端が青山幸雄さんの銅のかけ花です。



by live-art | 2017-04-28 17:08 | 今週の展覧会 | Comments(0)

〜4/25 【南室】蝶野秀樹・西山芳浩二人展(同時開催/北室 田中染織教室展 ↓前の記事もご覧下さい)

【南室】〜4/25 蝶野秀樹・西山芳浩 木漆+ガラス二人展


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南室では広島県在住の木漆作家蝶野秀樹さんと、
砥部町出身金沢在住のガラス作家西山芳浩さんの素敵なふたり展も始まりました。
こちらは、小さなお迎え花。ささやかな佇まいでも誠実で美しいモノたち。

栃の酒器台は低い脚がついていて少し浮いた感じで素敵です。
まんまると刷毛目が相まっておぼろ月夜なんてイメージしてしまうのは私だけでしょうか?(笑)
そんな酒器台でお酒を酌み交わすのは最高ですね。花台としてもかなり遊べます。
西山さんの一輪挿しは小さいですけれど底のガラスが分厚くずっしりとして安定がいいです。



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ですので、おもいきってこんなに枝を上に延ばしてみてもへっちゃらです。
それにしても、無垢のガラスはきれいですね〜
水を入れたら皿にきれいですよ♡
左は蝶野さんのふた付きの碗。個性的なカタチ。
木々はワイングラスのようなゴブレット。
どちらも、黒が、イカしてます。

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もうひとつ、蝶野さんの、
拭き漆のふた付きの箱に八重桜をいけてみました。
シックで華やか。

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手前の薄くスクエアなシリーズは蝶野さんの和紙貼りのシリーズ。
合板に和紙を貼り、食器として使えるように漆をかけています。
しゅっとしてます!


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ね。お箸もエッジが効いていて先に力が入りそう。デザインも素敵。
下のキューブが今回のDM写真にも使わせて頂いた西山さんの器。
写真がよくなくて申し訳ないのですが....(涙)
大(5cm)中(4.5cm)小(4cm)と3サイズあります。


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こちらは西山さんの定番。人気の角ぐいのみ。
こちらは4サイズ。大きくて低いタイプはお酒の宛を入れたりもできそう。


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蝶野さん、お茶托やどんぶり、もちろんお椀などもありますし、
3ヶ月程お待ちいただければご希望にあわせたご注文もできますよ。




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しのぎに揺らぎに江戸グラス.....西山さんのグラスも各種揃っております。壮観。


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栃の他にも、ケヤキやみずめざくら、楓などの素材の木漆も。
手前の風合いのといグレーの鉢はみずめざくらに白漆をかけたもの。
刷毛目跡のエネルギッシュなグリーンのお椀なども、とてもかっこいいです。


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迫力!おふたりの合作のお重箱。
1段でも蓋物として違和感なく使えます。
機能的にも見た目の無駄のないスマートさも、素材の生かし方も。
ほんとによくできたデザインだなぁ....


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西山さんの巨大な滴のような花器。
貝殻みたいな小鉢。
そして水たまりみたいなお皿。



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巨大な滴の花器は、とても分厚く吹いています。
だから重量もあって、やっぱり安定がいいです。
でも、それだけではなくて中に水をいれ、光が透けていったとき、
分厚いガラスがなんとも魅力的なレンズ効果を演出してくれます。
写真は水ちょっとですね(汗)。シンプルですがとても魅力的な花器。

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こちらはすきっとボトルほどのちいさな角瓶。
左はミントの根付をいただいたので、瓶の中では根っこを主役に。
右の紅花はわざと茎を短く切りました。こちらは水が主役。
写真だと分かりにくいのですが、瓶の表面がさざ波のように揺らいでいます。
手触りも気持ちいい。


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お盆もたくさん!


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お見逃し無く!






by live-art | 2017-04-20 19:03 | 今週の展覧会 | Comments(0)

【北室】布と革はなひらく染色展(同時開催:南室/蝶野秀樹・西山芳浩ふたり展※↑の記事もご覧下さい)

【北室】永廣武都子・田中智子ほか 布と革はなひらく染色展
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本日より永廣武都子さん・田中智子さん姉妹と
教室の皆さんによる布と革の型染展が始まっています。


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日本画を趣味とされていたお父様がお母様の伴走のもと、
田中染色教室を始めたのは今から44年前。

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教室はその後、姉妹に引き継がれ、


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今でもモノづくりが大好きな生徒さんたちのクリエーションを支えています。


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布の風合いを生かしつつ、透明感のある染料で染め上げた布の作品。


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革の可塑性を生かしたアーティスティックな立体作品。




   


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バッグや財布などの楽しい小物や....



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スリッパや小箪笥なども!



















by live-art | 2017-04-20 18:36 | 今週の展覧会 | Comments(0)

〜4/9(日)ShinonomeOG8展



本日より東雲学園OG8人によるグループ展・SHINONOME OG8が始まっています。
vol.1より10年の節目となる今回vol.5は、本展最終章となりました。
作家さん達はもちろんですが、お客様もまた元気でおしゃれな女性がたくさん!の、
活気ある素敵な展覧会だったのでとても残念ではありますが。
今回は北・南両室をフルに使って、力作ぞろいの展となりました。
みなさん、ありがとうございました!


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青野貴久子(ミクストメディア・コラージュ)



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石井喜久子(油彩)


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越智雅(切り絵)
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武智京子(水彩画)


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中山加久子(アクリル画)

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野本久美(染色)

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大野都國(油彩画)

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宮本博美(エリオグラビュー/銅版画・アンティークビーズのアクセサリー)

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by live-art | 2017-03-30 16:37 | 今週の展覧会 | Comments(0)

〜3/28(火)迄 近藤英樹展 版画・立体「発芽/森の遠近」




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本日より、久万高原町出身の版画家・近藤英樹さんの
リトグラフと立体の展覧会が始まっています。


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今回は前回より更に(シャープすぎない)シャープさが加わり、
更に瑞々しく更にエレガンスの芳り立つ素敵な空間が出来上がっています。



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山の稜線を描く線の瑞々しさといったら.....
成熟と瑞々しさとが同時に芳って、なんとも色気のある線なのですよ。


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花のような羽のある種子のような木彫の立体作品は、
もともと、絵のモチーフにされていたもの。
二次元で記憶されていたものを後ろからも見られる楽しさ⭐︎
以前の作品よりもかなり大きいですが、
アーティスティックなお部屋のインテリアとしても是非チャレンジして頂きたいです。


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今回は彩色のないモノトーンの線描作品も多数出品されています。
やわらかで清潔な筆致が、そこに描かれた生命の揺らめきに深みを与えていきます。



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眩しいような白!目に心に優しい白の質感。
とても繊細なのに、とても大きなものに向かって開かれている感じ。
版画家さんの多くは素材感のよい紙をこだわって選ばれます。


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透き通るみたいに綺麗な彩色のシリーズも健在。



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こちらはポストカードよりふたまわりくらい大きいサイズです。
お求め安い価格ですし、芽吹きや開花など、
生命の小さな輝きをイメージする作品ばかりですので、
大切な人へのプレゼントにもオススメです。



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額装するとこんな感じ。



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とても静かで繊細。けれど、雄大で気持ちがいい。



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モノトーンのスクエアも。




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シュールな巨大グリーン(?)。



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クチナシ色が印象的な一枚と、壁にかけるタイプのオブジェ。




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細身のシートもスタイリッシュですね。


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ドローイング。新鮮だ。



by live-art | 2017-03-23 15:37 | 今週の展覧会 | Comments(0)

【北室】絢弐 個展 「聖 -HIJIRI-」 【南室】リブ・アート所蔵絵画版画展


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本日より、画家で詩人の絢弐さんの個展が始まっています。


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リブ・アートでは今回で3回目の個展。
このエネルギーはどこからくるんだろう...といつも思うのですが、
毎回、高密度の激しい絵画作品が山盛りです。




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ワイヤー彫刻。迫力あります。


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メインの大作は息を飲みます。これだけ詰め込んでも息切れなく、
緊張感が張り詰めている感じ。写経?修行??


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坐像.....


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会期中通して公開制作も開催。
モチーフが同心円状をめぐる円の構成なものだから。
つくってる本人も...





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日がな一日惑星のように回っています(笑)
なんか哲学的に見えてきた....










【南室】リブ・アート所蔵絵画版画展

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ミイ並み室では前回から引きつづき、所蔵展を開催中です。
絵画とともに工芸作品も展示しています。
写真は木下恵介さんの美しい織物のようなタブローと、
西川孝次さんの手つきの一輪挿し。
今後、展覧会予定の作家さんの作品なども出しておりますので、
下見がてら是非およりください。



by live-art | 2017-03-16 16:31 | 今週の展覧会 | Comments(0)

【南室】〜3/2 鎌倉彫 上村一渓 展 【北室】LIVE-ARTCollection 春の現代版画・絵画展 


【南室】鎌倉彫 ー彫りと漆の世界ー 上村一渓 展
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本日より南室にて神奈川県在住の鎌倉彫り作家上村一渓さんの個展が始まっています。
上村さんは松山市がご出身。昭和37年に松山東雲高校を卒業されました。
昨年は鎌倉彫り作家としてNHKの「あさイチ」にも出演されたんだとか。
今回の個展も、同窓生のみなさんの熱い応援のもと始まりました。


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螺鈿を張り込んだ美しい一輪挿し。


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黒と朱が基調のシックでモダンなお雛様。


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黒漆に金粉が吹きつけられてた大皿には螺鈿をあしらったトンボが。トンボと宇宙。


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小さなサイズのお重箱。かわいらしいなぁ....❤️



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彫りの迫力をシンプルに味わえるお盆のかずかず。



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茶入れや香合も。宝物ですね。



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上村さんご本人が公開制作もしてくださいますよ。






【北室】LIVE-ARTCollection 春の現代版画・絵画展 

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南室には、普段は倉庫に眠っていて、
なかなかみなさまのお目にかけられないでいる版画や絵画作品をたくさん出しました。
絵画をお探しの方はこの機会をお見逃しなく....


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絵画のある生活をイメージしていただきたくて、
今回は花器やティカップなどの工芸作品も一緒に展示しています。
エントランスには木口木版の巨匠・柄澤齊さんの作品「植物の睡眠X」を。
木口木版特有の緻密でありながら瑞々しい柔らかな線の集合で描かれた美しい正円。
春を待ち望むこの季節。四季の巡りを動かすゼンマイかなにかみたいに思えてきたり。
黄緑色のカラーを行けた球体の花器は荒川尚也さんの作品。


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ひっそり開催中の本展、目玉はこちら。
宇和島市出身の森本猛さんの小品をいくつかまとめて展示しています。
決して派手ではなく落ち着いているのですが、じーんと香り立つように感受性豊かな作品群。
今年の9月に個展をお願いしています。


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伊予市の濱岡健太郎さんの蛍手のカップ。
思わずグラス...といいたくなるくらい薄くて繊細に光を通します。
後方の銅版画は宮本典刀さんのアクアチント。
単純なお家の形をモチーフに様々な作品を生み出している作家さんです。



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山本容子さんの現在は入手困難な旧作「After chair for female」。おしゃれですよ〜、これ。
ティポットとふっくらとした八角小鉢は濱岡健太郎さんの、
カップ&ソーサは健太郎さんのお父様の濱岡正一さんの作品。
ウグイス色の花器は広島の西川孝次さんの再生ガラスの作品です。





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西川孝次さんの小さなリキュール瓶。写真では分かりにくいのですが、
赤・緑・ブルーのグラデーションがとても美しいです。
後方の辰野登恵子さんの銅版画もクリアな発色がガラスのよう。
この版画はインクや厚手の紙の質感や版の圧など、物質感が半端なくて迫力があります。



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柄澤齊さんの肖像画シリーズの一枚「エゴン・シーレ」には西川孝次さんのワイングラスを。
このワイングラス、ビールをついでもジンジャエールをついでもとてもよい!おすすめです。



by live-art | 2017-03-02 16:32 | 今週の展覧会 | Comments(0)

【南室】グループideaGD2 四季彩展 (※同時開催わたなべ大個展は下の記事)

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わたなべ大さんの個展と同時開催の南室は、大さんが講師として勤められている
河原デザインアート専門学校グラフィックデザイン科2年の生徒さん達の作品展。
おややや、あしもとになにやら雅な花びらが???


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桜の花びらとともに春と春の色をテーマにした作品が....



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夏と、夏の色。


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秋の色。


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冬。会場全体がグラデーションしています。


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「四季」と「色彩」をテーマにした「四季彩」展開催中です。


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by live-art | 2017-02-23 18:58 | 今週の展覧会 | Comments(0)

【北室】わたなべ大 画業20周年記念展覧会「ねことあひるのファンタジー」

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本日より北室では、松山市在住のイラストレーターわたなべ大さんによる
画業20周年記念展覧会「ねことあひるのファンタジー」が始まっています。
入り口では、大さんのオリジナルキャラクターのねことあひるが
3D(?)になってお出迎えです。

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懐かしいねぇ...なんて、大さんとそんな話をする日が
来てること自体が不思議ですが(笑)
初期の頃によく描かれていた鉛筆画のシリーズが復活。
焼きたてのクッキーの匂いとか、かふわふわのマシュマロの
あのチャーミングな弾力とか。
大さんの鉛筆の線を見ている素朴で美味しいおやつを思い出すみたい。
なんてあったかな線なんでしょう。



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会場のところどころには奥様手作りのぬいぐるみが。
もちろん大さんのキャラクター。とても上手です。
息子さんたちの昔の服を着せてるのかなぁ。いいご夫婦☆

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まいちゃんとブタのぬいぐるみラブのシリーズは透明感あふれる水彩画。


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その描写力と想像力を生かして
細部のシュチュエーションまで緻密に描きこまれています。
物語を読むような楽しさ。


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海の中にも日差しが差し込んで。



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このごろはアクリルを画材に描くことが楽しいんだとか。


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水彩画とは正反対の重厚感のある色彩とマチエール。


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水彩画のようにさらさらとストーリーを語ってはくれませんが、
その肌触りがストーリーとは別のなにかを
こころに引っ掛けていってくれるみたいな。

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私個人的には、大さんのファンタジーを題材にした作品がとても好きです。


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なんでこんなに見てきたみたいに描けるんだろう、不思議。



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ポーチやペンケース、ポストカードに缶バッチ、
ステッカーやカードケースetcetc...
グッズも豊富に揃っています。


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20年目で初の画集も!
サインももらえますよん。


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土日にはいろいろなイベントもあるようです。
詳しくはこちらをご覧ください。




by live-art | 2017-02-23 18:21 | 今週の展覧会 | Comments(0)

~2/21 大西壮一郎個展「ダム湖」





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本日より新居浜市在住の美術家大西壮一郎さんの個展が始まっています。
本展テーマは「ダム湖」。


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ダム湖。人工の、自然....?
あまりに大きな、相反するふたつの観念を、
力づくでくっつけちゃったようないびつな言葉でもあり、
でもそれこそまさにダム湖。


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ダム湖の水の、あの独特ののっぺりとした緑の闇は、
まさにその歪さ(内在する暴力性も含め)の象徴のようにも思えてきます。



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そうそう、新ゴジラ。彼も確かにそんな存在。
ゴジラはただただ無垢で無邪気で脅威だった。
人造の自然の水面が映し出す緑の闇はゴジラを内在させているかもしれません。



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大西さんは何年も前から、
いつお会いしても半端なくシンプルに大西さんです(笑)。


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ヨモギ。


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右から ミント・ひょうたんの茎・名もなき草。



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雑木。




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北室は旧作を中心に。


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材料は、焼酎の紙パックや紙切れ、ボールペン、草など。



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画材も基本的に前作の余りを使うため、
新作のためにあらたに購入することはないそうです。
ご本人と制作と作品が連動して生まれる小さな営み。
なんとも大西さんらしく誠実だなぁと思います。


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雷魚。



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皆様ぜひともお越しくださいませ。





by live-art | 2017-02-16 16:36 | 今週の展覧会 | Comments(0)