松山の画廊 ギャラリーリブ・アート最新ニュース

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4/20(木)〜25(火) 南:くつなまい個展 北:日比観琢個展



【南室】  くつなまい展 -色量の散華-

f0106896_1229081.jpg松山市在住のくつなまいさんの個展。画面の中をめまぐるしく飛びはねながらどんどん増殖していくとりどりの色彩、とりどりのイメージ。”極彩色の混とん”といった感じかな。80号、100号の大作もあります。


f0106896_13385752.jpgf0106896_1344412.jpgくつなさんは、21歳のちょっとパンキッシュなお嬢さん。有り余るエネルギーに、余白を埋め尽くさずにはいられなくなる”衝動”のようなものがヒリヒリと伝わってきました。





【南室】 日比観琢 個展

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f0106896_15213817.jpg日比さんは、花博のパビリオンや、各地のアーケード建設、企業広告など、商業建築・商業デザインの世界のプロフェッショナル。松山の方にはお馴染の大街道と道後のアーケードの設計を手がけたのもなんと日比さんなのです。f0106896_15222683.jpg日比さんが東京から松山に居を移したのは、ほんの3ヶ月ほど前。馬車馬のように働いた全盛期とは違い、今はゆったりと自分のために絵を描かれているそう。題材は 生まれ育った京都の四季や舞子さん、南フランスの風景、横たわるヌードの女性達など。

f0106896_15233232.jpg1986年に描かれた資生堂の整髪料のための広告。手描きとコラージュ。CGでは出せない懐かしい味わい。

by live-art | 2006-04-20 16:10 | 今週の展覧会 | Comments(0)

<企画展>「井出創太郎銅版画展」開催中です

f0106896_16501143.jpg水中のような、川面のような、雲のような、空のような、鳥の翼のような、地図のような、大陸のような、瀬戸内海のような、地層のような、雪解けのような、顕微鏡を覗いたような....etc。 井出創太郎銅版画展がリブ・アートで始まって、5日。展覧会に来て下さった方々が井出さんの作品を色んな風に形容なさるのがとても面白い。そのどれもが”自然界の”風景だったり、現象だったり、動物だったりする。

f0106896_177471.jpg今日は、学芸員の方がいらしたので、そんな話をしていると「銅も緑青も無機物のはずなのに、息をしているみたいですよね」と。たしかに、たしかに。


by live-art | 2006-04-10 17:12 | 今週の展覧会 | Comments(0)

藤井哲信さんの「和のブルー」

お花見シーズンもクライマックスを過ぎた週明けです。今年は忙しくてお花見らしいお花見はできなかったのですが、振り返ってみると、おつかいついでにお堀の桜並木をくぐってみたり、仕事帰りに夜桜の公園でひとやすみしてみたり...。どうも、桜の木の下には道行くを引き寄せる磁場が埋まっているようです(笑)。
 そうこうしているうちにソメイヨシノも新芽を吹いて、すぐに初夏の足音が聞こえてくるんでしょうね。…というわけで、初夏にぴったりのガラスのうつわの写真が届きました。「プレス用に簡単な写真を」とお願いしていたのですが、どれもとても素敵なので早速、ここで公開してしまいます。器の作者は、徳島県在住のガラス作家藤井哲信さん。深いニュアンスのある阿波藍のブルーをガラスで再現することを命題に制作をされています。藤井さんはヴェネチアングラスの手法であるレースガラスの名手でもあります。繊細で複雑でとにかく手間のかかるこの手法も、藤井さん独特の「和のブルー」が加えられると、なんとも涼やか。藤井哲信ガラス展は5月18日〜23日まで。


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by live-art | 2006-04-10 12:00 | 過去の企画展 | Comments(0)

4/6〜4/15 <企画展> 井出創太郎銅版画展

f0106896_1759735.jpg「渡部家住宅」展と同時並行で、今日から井出創太郎さんの個展が始まりました。ミュゼ浜口陽三美術館の企画展「現代版画の交差路」に出品された屏風型の大作(150×159)を始め、渡部家住宅の襖のためのエスキース、今年の7月に開催される越後・妻有トリエンナーレ( http://www.echigo-tsumari.jp/)の出品作<空き家再生プロジェクト〜小出の家〜>のためのエスキースとしての銅版画作品等を展示(販売もしております)。家屋の空間そのものを取り込んだ巨大作品としての渡部家も圧巻ですが、ニュートラルなギャラリー空間での展示も是非覧下さい。

f0106896_1824558.jpg越後・妻有トリエンナーレのためのエスキース。上の2枚は同じ版で刷られています。銅版から派生させた緑青を刷り込む井出さんの手法。緑青の出方をコントロールすることはできないので、同じものは2枚とありません。


f0106896_18141137.jpgf0106896_1832190.jpg現在、渡部家住宅にて展示している襖の<かけら>を額装しました。すべて税込み¥10,000-。これらの売上げは、第2期・第3期実現のための資金にいたします。
by live-art | 2006-04-06 18:41 | 今週の展覧会 | Comments(0)

「渡部家住宅 その光と記憶」展 絶好調です!

f0106896_1845227.jpgリブ・アートが事務局をつとめているイベント、井出創太郎「渡部家住宅その光と記憶」展が公開になりました。 f0106896_18174493.jpg実行委員会一同どうなることかと内心ヒヤヒヤものだったのですが、蓋を開けてみるとびっくり!嬉しい悲鳴です。初日で既になんと約330人、2週目が終わる頃には1000人に到達!

それもこれも、事前に新聞各社やTV局の方々が大きく取り上げて下さったこと、それから興味を持って応援して下さった方々の口コミ宣伝のお陰です。感謝!井出さんの作品は、期待通り、いえ期待以上に素敵でした。このプロジェクトは3年がかりで渡部家内のすべての障子と襖を表装してしまおうというもの。第一期である今回は「表の間」。屋敷の南側に位置し、主に客間として使われたエリアです。内玄関→玄関の間→神前の間→表座敷という具合に襖で仕切られた4つの部屋が一直線に並んでいるので、すべての部屋が一望できてしまう土間(梁が立派!要チェック!)からの眺めは圧巻です(写真参考)。f0106896_18554345.jpgf0106896_18565566.jpg陽の光を通した明かり障子はまるで擦りガラスみたいな張りと光沢にうっとり。井出さんはよくご自身の作品を「家屋の中に滑り込ませる」だとか「家屋の記憶に寄り添うように存在するように…」だとかおっしゃるのですが、なるほど!です。「現代美術やいうて、どエライもん持ってきたところでこの家にあうんやろうか思とったけど、ほっとしたわい。なんやらほっとするわいなぁ...」…とは、今回お掃除や、建物の説明をして下さっている「文化財サポートの会」の会員さんの言葉。古い建築を愛し守り続ける活動をされている方のその言葉に、私たちは更にほっとしたのでした。
by live-art | 2006-04-03 19:02 | Comments(2)

〜4/4(火)南室:カナイ実 虫+9=展/北室:藤原紅鯉作品展

【カナイ実 虫+9=展】
 
f0106896_10593797.jpg4月4日(火)まで南室は、大三島町に<木工畑七星>を構えるカナイ実さんの個展です。ワイルドでナイーブな山男といった面持ちのカナイさんですが、その作品もやっぱりナチュラルで優しげ。桜や松、椎木などの自然木肌や枝ぶりを活かし、蟻やかまきり、てんとう虫など森の虫達を主役にしたユニークなオブジェ達。春の日差しの差し込むフロアに森の仲間達の静かなおしゃべりが聞こえてきそう。
f0106896_1125161.jpgf0106896_1115137.jpgカナイさんのお子さん均くんと陽理ちゃんも来てくれました。椅子作りを志していたカナイさんが今の制作を始めたきっかけは、お子さん達の「てんとう虫を作って!」のひとことだったんだとか。




【藤原紅鯉作品展】

f0106896_1162560.jpg北室は、松山市在住の藤原紅鯉さんの作品展。紅鯉さんの娘さんで陶芸家の藤原小さ都さんも賛助出品しています。モノ作り母娘の展覧会はいつも明るい笑い声が絶えません。

f0106896_1163699.jpgf0106896_1164990.jpg油彩画の大作に小さなガラス絵、手作りアクセサリーい古布で作った洋服や、染め布などなど、これらすべて紅鯉さんの作品。パワフルだな〜。おもいきりのよいたっぷりとしたサイズが気持ちいい小都さんの鉢は、つややかなグリーンが印象的です。


by live-art | 2006-04-03 16:01 | 今週の展覧会 | Comments(1)