松山の画廊 ギャラリーリブ・アート最新ニュース

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〜6/30 楽居布2009・夏「やっぱり麻が好き」

恒例の楽居布展はじまりました!
リブ・アート回廊当初からのおつきあいである楽居布は今年で15周年なんだそうです。実はリブ・アートとはおないどし。現在は海外にも進出し、国内外の有名ブランドからの発注を受けるなど繊維業界でも目覚ましい活躍をされています。楽居布のボスであり、デザイナーであり、暮らしのトータルコーディネーターでもある越智和子さんは愛媛県のご出身。バイタリティあふれるかっこいい女性です。
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ここ数年は絹織物の産地、丹後の機元の若きホープのみなさんとのコラボで丹後シルクのプロデュースに勢力的な楽居布ですが、そもそも楽居布の原点には越智さんと近江の麻織物との出会いがありました。近江のきれいな水と職人さん達の伝統に培われた技で織られた近江上布は、非常に通気性がよくひんやりしゃりしゃり。じめじめした日本の夏に最適です。また、京の都に隣接するその立地故、今日まで守られ、築かれてきた意匠や、それを形作る技術も目をみはるもの。風土に根ざした機能性を備えた美しい織布。それが近江上布だったわけです。越智プロデュースの近江上布の人気は根強く、毎年開催する楽居布展には十年を超えるリピーターのお客様もいらっしゃいます。15周年の今年は、改めて近江上布にスポットを当てた展覧会となっています。

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南室には、機元さん達の制作現場の写真をパネルを、手織りの里 金剛苑さんから、明治・大正期の貴重な着物をお借りして展示しています。また、麻織物の製造工程を撮影したDVDも上映。

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こちらが大正期の着物。まるで手描きで描いたような自由でのびやかなこの格子模様が、細い細い麻糸を張って気が遠くなるような細かい工程を経て織りあげられたものだとは…(溜息)。間近で眺めてもしっかりと目がつまっているのです。

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現在、金剛苑で制作されている反物も販売しています。


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もちろん!北室には2009年夏の最新コレクションも開催中です。今年は特に大好評で、連日沢山のお客様にお越し頂いています。とにかく一度、来て見て触って、着てみていただきたい!麻100%、ひんやりしゃりしゃりの近江ちぢみのシーツもおすすめ☆

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こちらは美しい更紗染めのロングベスト。素材は丹後シルクです。楽居布の次回のテーマは「江戸の夏」。クールで遊び心溢れる粋な楽居布にご期待下さい。
by live-art | 2009-06-25 18:59 | 今週の展覧会 | Comments(0)

第2期 宇和島東高校OBたちの趣味作品展 ー宮田武史の書とその仲間の写真etc...ー

宮田武史さんと永井信也さんは、宇和島東高等学校の同級生。昨年6月、おふたりの還暦の記念に書と写真のふたり展を開催されました。今回は、その第2回展。おふたりの作品の他にも、宮田さんのお仲間が趣味の作品を賛助出品。にぎやかな展覧会になっています。

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宮田さんの書はこの一年、日々努力精進して書きためたもの。昨年よりさらにまた力強くシャープに。

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花や虫、夕焼けや竹林の風景など、季節の香り漂う写真の数々は永井さんの作品。

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絵画や陶芸、魚拓や古木の造形作品など、賛助作品もバラエティ豊かです。
by live-art | 2009-06-18 16:02 | 今週の展覧会 | Comments(0)

〜6/23 山本容子銅版画展 

2年に1度の山本容子さんの銅版画展、開催中です。
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今年のメインシリーズは「Alice's Adventures in Wonderland」。これらは、2008年に講談社の青い鳥文庫から、新装版として出版された『不思議の国のアリス』の表紙や挿画として制作された作品。本ではモノクロですが、こちらは手彩色。軽妙なタッチと活き活きした色彩がとても魅力的。 

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ある方いわく、「アリスって、意志の強そうな顏した女の子なんだねぇ…」ええ、ええ。容子さんの描くアリスは、好奇心と冒険心と度胸にあふれています。よく見たら、容子さんとよく似た太い眉…(笑)。無着彩のシリーズはニュアンスのある和紙に刷られています。

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時計うさぎの小憎たらしい顔といったらありません(笑)。彼の背後、なんとなく奇妙に空白が…。そういえば、時計うさぎはとても“せっかち”。プレートマークのなかにゆったりおさまってなんていられないのかも。


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豊かであかるい理想の家族生活を描いたシリーズ「home」より、ほっこりした暖色が印象的な一枚。今はなきルーカス(犬)も家族の一員です。


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陽気な音楽のようにリズミカルで楽しい「大地の恵み」は cooking がテーマの春夏秋冬+αの5連作。


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朝日新聞紙上で、小説家の池澤夏樹さんとのコラボレーションのために制作した『静物画』のシリーズも。

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by live-art | 2009-06-11 17:58 | 今週の展覧会 | Comments(0)

6月17日〜 山本容子 銅版画展

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by live-art | 2009-06-09 19:34 | 過去の企画展 | Comments(0)

6/4(木)〜9(火) 杉浦綾陶展 <summer party>

杉浦綾さんの陶展、始りましたー☆
美味しいうつわ満載です!
お客様がフロアの扉を開けて入って来られると同時に歓喜の声を上げられる頻度、高いです(笑)。こちらもつられて盛り上がっております。

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壁に写っているのは巨大目玉焼き軍団!?…ではなくて。なんだかシュールな光景ですが、これ実は、ウズラの目玉焼きなのでした。<summer party>がテーマの今回の個展のために、5月のとある快晴の土曜日、杉浦工房横のお庭で実際にガーデンパーティをしました。目玉焼き軍団は、そのワンシーン。本展では、パーティの様子をスライドショー(撮影:おちまどかさん 編集:杉浦夫妻)に編集して放映しています。映像に登場するお料理はすべて杉浦夫妻の手作りです。プロ並みの腕前。レシピも展示しています。

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お料理上手の綾さんの作る器は美味しいうつわ。ふっくらとした四角い小鉢を見た瞬間、私も思わず黄色く声をあげていました(笑)。四辺のとっぷりしたゆるみがとても魅力的です。緊張がほぐれていくときの気持ちよさが、留められたようなのびやかさ。だからってしまりがないわけではありません。麻の葉の古典模様の潔い直線がきりりと気持ちよいこと。

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会場には実際のパーティ風景を再現していたりもします。綾さんのうつわの他、夫フミノリ氏の静かな白い皿、石田誠さんの黒いうつわ、村上恭一さんのワイングラスもゲスト出演(これらは杉浦さんの私物)。

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本邦初公開の色絵山水も好評です。綾さんのうつわは、端的に言ってとてもカワイイ!でも、今回改めて思ったのは、ただ甘いだけではないのだということ。どこかハンサムな知性があるように思います。その絶妙なバランスが、元気な大人の女性たちの心を捕らえてはなさないんじゃないかな。


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by live-art | 2009-06-04 17:18 | 今週の展覧会 | Comments(0)