松山の画廊 ギャラリーリブ・アート最新ニュース

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本日のpickup

今日、お昼ごはんに出たら、小雪がちらついていました。
寒くなりましたねー、本とに。

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さて。本日のpickup、まずはこちらのたっぷり入る大鉢。真っ白の磁器にうすいグリーンの釉薬がとろりと、おいしそうにかかっております。

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くるりん。こちら、大鉢の裏底の図、ユーモラスで不思議になごむ注器の絵。

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さてさて、お次はこちらの2点。たっぷり入るティポットには三日月の把手がついています。蓋がドーム型なのもなんだかロマンチックですねー。ひだりは、不朽の定番「サバニ」。サバニとは沖縄につたわる小舟のことだそう。お花をいれてもいいし、ナッツやチョコレートも似合いますし、ソースやディップ入れにもいい。ちなみに、リブ・アートでは、お客様にコーヒーなどお出しするときのシュガーやミルク入れにしています。他用途ですしプレゼントにも最適。

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そして、こちらのインベーダー(懐かしい(汗))みたいな花器!海老原鳳梨さんが、のびやかな土佐ミヅキを活けて下さいました。カクンコキンとした枝ぶりが、このユーモラスな形にぴったりです。

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クローズアップ。これは台の上に置いた状態ですが、掛花として壁に掛けて使用することも可能です。
by live-art | 2009-12-19 18:38 | 今週の展覧会 | Comments(0)

〜12/26 <企画展>遠藤裕人陶展はじまりました!

砥部町の陶芸家・遠藤裕人さんの個展が始りました。
砥部の磁土を生かしたしろい器の展覧会。
とりあえず、今日はざっくり、ご紹介していきましょう...

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今回遠藤さんは、大皿、小皿、まるい皿、四角いさら、大鉢、小鉢、足付き、マグカップ、蓋物、箸置きなどの食器を始め、ユニークな花器がいろいろ!ざざっと総数約300点。あたたかくて澄んだ白色と、どこか愛敬のあるフォルムが魅力です。

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今回は、昨年亡くなられたお母様が描かれたという、日本画もいっしょに展示されています。繊細ですがしっかりした優しい絵。にごりのない色彩がとてもきれいです。遠藤さんのうつわのトーンともとてもよく合っています。親子だなぁ…

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こちらは、掛花二種。白い壁に白い花器も、影が美しく映えて素敵でしょう?白いトタンのような右側の掛花には金柑の枝をいけています。まだ少し青い実の色がすっきりさわやかに浮かび上がっています。上弦の月のような左側の掛花にもお花を入れることが可能です。また、卓上に自立させることもできます。今回のお花は草月流の海老原鳳梨さんにお手伝い頂きました。キリッとしてのびやかないけ花で遠藤さんの問い掛けに応えてくださっております(笑)。

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さて、南室は例年どおり大物のうつわばかりで空間を構成しております。今年はりっぱな南天が手に入りました。自然の色彩の鮮かさを受けて、白磁の白も強さを増してくるようです。

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お母様の日本画の大作「はまゆう」も。

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こちらは大物の新作花器。大きな盃みたいなかたちです。酒…じゃなくて、みずをきりきりいっぱいまで入れたら、月の影が水に映っているような風景があらわれます。

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この花器は、Y田おきにいり。
by live-art | 2009-12-17 17:10 | 今週の展覧会 | Comments(0)

12/17(木)〜12/26(土) 今年のトリ!遠藤裕人 陶展はあさってから。

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今年最後の展覧会は、明後日からは、砥部の遠藤裕人さんの白磁の個展です。慌ただしい年末ですが、清廉な白い器で新年を迎える準備をされてはいかがでしょう?

「今年も、白磁を中心に、明るく柔らかな白を!淡麗だけど、少し丸みと雑味のある作品を!矛盾をかかえながら、お酒を飲んだときのように、酔いにまかせて、大胆に心地よく制作してみよう。」(遠藤裕人)
by live-art | 2009-12-15 17:27 | 過去の企画展 | Comments(0)

〜12/15 いがんだ教室展

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紙版画家・三野計さんが主宰するアトリエいがんだの、年に一度の教室展がはじまりました。
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アトリエいがんだには、十年来の生徒さんもたくさんいらっしゃいます。年代も肩書きも様々。三野先生の指導をあおぎながらも、みなさんのびのびと思い思いの画風を創っていってらっしゃるよう。


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色がいきいきとしていて、見るからに美味しそうな果物ですねー

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ごってりと厚く絵の具を盛り上げて描いた燃えるような鶏頭、

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せかいの奥行きを思わせるように、なんとも静謐な静物画だとか、

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達者でキレの良い水彩スケッチも…



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南室は、小中学生の作品を中心に展示しています。

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f0106896_1444438.jpgこちらはひとりひとりがデザインした、Tシャツのワンポイント。どれもなかなかカッコよくて、おねーさん、ちょっと驚きました(笑)。左は、とぼけた感じがなんとも味わい深い山脇くん(?)のデザイン。う〜ん、いいなぁ。。。
by live-art | 2009-12-10 14:49 | 今週の展覧会 | Comments(0)

チーム丹後のみなさんが来られました

本日、5日(土)は、チーム丹後のみなさんがリブ・アートに揃われました。お昼過ぎから、草木染めの着物作家・堤木象さんのおはなし会のはじまりはじまり。

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堤さんはテレビの電波もとどかない、丹後でもさらに人里離れたところに、ともに作家に奥様とお住まいです。染料のための、さまざまな草木を採取したり、制作に専念するのには最適なのでしょうが、そうはいっても気候の厳しい土地。隠者か仙人のような方なのかしら?....ところが。

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おはなしは意外にも、9.11の同時多発テロの日の話題で始まりました。「今」が大きく傾いたあのとき。いてもたってもいられなくなった堤さんは、今、世界がどうなっているかを確かめなければ…とN.Y行きの飛行機に飛び乗ったのだのだそうです。現地で目にし耳にし、リアルタイムで肌に感じた世界のねじれや歪み。時代や国を超えることのできる普遍とはなんなのか。グローバル化の波のなかで逆に遠くなってゆくようなその問いの答えを探すことが堤さんの着物制作に繋がっていきます。その後、長雨後のカラスノエンドウが音をたてて弾けた瞬間を目撃したとき秘密にしたいほど嬉しかったとか(書いちゃったけど(笑))、蛍の瞬きはきっと原始人が見たってきれいだろうとか…自然の営みの美しさのことなどetc,etc…どこか照れながらも、軽妙な語り口ででも熱く、堤さんのおはなしは続くのでした。

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午後になって、田宮さんと田勇さんが到着。お仕事で行かれていたフランスからの帰りに直行して下さいました。ブランド各社を回られていたそうです。今回も丹後シルクは好評だったそうで、おふたりともいいお顔をされていました。

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どうしても、きれいに撮れないなぁ…。うすみどりの着尺は「ススキ」で染めたもの。草木染めの色彩は、やわらかく自然光を受けとめてくれるのでより深みを増します。光にあわせていろいろな表情を見せてくれます。帯や帯揚げとのコーディネートの楽しさも着物の醍醐味。

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こちらの染料は梅。うっすら残る刷毛のあとが、新春の空気みたいに清々しい。

伝統に裏打ちされた、新しい、真面目なメイド・イン・ジャパンばかりです。是非ともご高覧を!楽居布の秋・冬コレクションもお見逃し無く☆
by live-art | 2009-12-05 19:28 | 今週の展覧会 | Comments(0)

〜2009.12.8(火)<企画展> 楽居布2009秋冬 その2 南室編

さてさて、続いて南室。楽居布秋冬コレクション、まいります☆
初日から沢山のリピーターの皆様がおいで下さいました。

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真っ赤なセーターは、今回の一押しの新素材、グリーンウールです。秋田の畠山メリヤスさんとウールマーク協会と協同で開発したこの素材。糸の精製の過程から厳しい選定を経て作られた画期的なウールなのです。チクチク感はまったくありません。是非1度、袖を通してみて下さい。

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左から、デザイナーの越智さん、越智さんの妹さんで本展強力助っ人けいこさん、リピーターのKさん。おやおや、みなさん、楽居布のお洋服をばっちり着こなしてらっしゃるじゃないですかーっっ☆…というわけで(笑)。モデルになって頂きました。

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マニッシュな着こなしがお上手なスレンダーなKさん。柿渋を鉄媒染して染めたア・シンメトリー(写真では分かりにくいですが、上から下へ弧を描くように並んでいる前ボタンで布をドレイプさせながら留めて行く、とっても凝った作り)のウール素材のブラウスをお召しになって下さっています。ショールはお手持ちのもの。造形性の高い個性的なショールも同形色に合わすとシックでハンサムですねぇ…。

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抜けるように白い肌のけいこさん。普段は、おだやかな優しい色を選ばれることが多いのですが(それもとてもお似合いなのだけれど)、今日は楽居布の新色ブラウスにチャレンジです。黄色味がかったきらきらした朱。あたたかな円い赤。顔映りもよく、はつらつとした印象になりました。元気が出る色です。

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そして最後は、グリーンウールのベージュのジャケットで越智さん登場。私も試着してみたのですが、肌触り滑らかで軽い!セーター感覚で着られる肩が凝りません。テーラードにも着られるので、お仕事をされてる女性には特に最適なんじゃないでしょうか?定番のティアードパンツ(布を贅沢に使った、ロングのキュロットスカートのような形です)は、ウールの入った新素材。シルバーのさらさらストールも織模様が粋ですね☆

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薔薇モチーフのオブジェみたいですが、実はこれ、ミニストールなのです。軽やかにさらっと、首もとに巻くだけで華やか。ジュエリー感覚で使えるストールなのです。伊達襟のように、襟元に立てて巻いても素敵。こちらもシルク100%。伸縮部には、ゴムではなくシルクの糸をきつくきつく撚って作った糸が使われています。見えないところにもしっかり、職人さん達の心意気が宿っています。
by live-art | 2009-12-03 18:26 | 今週の展覧会 | Comments(0)

~12/8(火) 楽居布2009秋冬 その1 -北室編

秋冬の楽居布展、始りました!今年も、もう、ちょっと、すごいですよ☆丹後シルクも、楽居布の秋冬コレクションも、いろいろご紹介したいものがありすぎて、あたまがくらくらしております。…というわけで、本日はざっくり全体を見ていきましょう。まずは北室から。北室は、楽居布のデザイナー越智和子さんが、ここ数年、力を入れてプロデュースしている丹後シルクをご紹介しています。

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さて、こちらエントランスを入ってすぐの風景です。光沢の美しいシルクのストールがさらさらさら〜っと。色数13色。壮観です。すべて草木染め。絹の手触りはさることながら、自然の奥行きを感じさせてくれる色彩なので、ただ鮮かなだけでなく、同時に上品です。こちらは、丹後の染織家・島津澄子さん作。

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ぐぐっと左折して正面の風景はこんな感じ。ちょっと、わくわくしません?(笑)

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クローズアップ。こちらは、大人の貫録。民谷螺鈿さんのフルートバック。唐草模様の部分は漆の糸を使っておられています。他にも、若いお嬢さんから白髪のご夫人まで元気にかつエレガントに装えそうな、がま口型のcuteなパーティバックなどもあります。

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上の風景写真手前の台の上。カラフルな布が沢山並んでいます。こちらは山藤織物さんのちりめんの風呂敷。極細の原糸を82本も撚りあわせて1本の糸を作り、1mにつき800回もよりをかけた緯糸をおりこんだ、丹後ちりめんの極。こちらは新作の大判です。丹後の荒波のような紺も渋いし、白地に金のもはっとするような美しさ。丹後の冬の晴れ間がとても美しかったことを思い出しました。他、ひょうたんの古典柄などもありも和風ポップな感じでおしゃれです。


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そしてそして、じゃじゃーん。今回のDMでも、力を入れてご紹介した、着物絵師(?)堤木象さんの作品です。この作品の染料となった植物は葛です。描かれている植物も葛。堤さんの作品はすべて草木で染めたもの。写真では、その奥行きのある優しさを充分にお伝えできないのが残念ですが…。

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左が本展DMの表紙に使わせて頂いたサルトリイバラの着物。染料もやはり、サルトリイバラです。ひとはけひとはけ丹念に染めていく息の詰まるような繊細な仕事をされているのですが、非常にのびやかで絵画的。そこはかとなく漂うモダンが素敵です。

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そして、こちらが…これまでもご紹介させて頂いている丹後の織元さん達の珠玉の品々。民谷螺鈿さんの真骨頂、螺鈿の帯や、遊絲舎さんの藤布の帯、田勇機業さんの着尺etc…。

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越智さんがこんな素敵なコーディネートをして下さっています。黒い帯は松食鶴という古典模様なんだそう。金糸と一緒に竹の繊維が織り込まれているのが、なんとも小粋です。

明日、12月5日(土)にはチーム丹後のみなさんが、会場入りされます。みなさん、気さくでお話上手です。コーディネートの相談などなど是非ともご歓談下さい。
by live-art | 2009-12-03 18:23 | 今週の展覧会 | Comments(0)