松山の画廊 ギャラリーリブ・アート最新ニュース

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4/21~26 藤井哲信藍色のレースガラス展、お楽しみに

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ベネチアングラス由来の繊細可憐なレースガラスの手法に、古来日本の伝統色の藍色を取り合せたガラス器で人気の藤井哲信さんの個展。藤井哲信さんにとって藍色とは、生まれ育った徳島の阿波藍の色であり、なじみ深いふるさとの色なのだそうです。瑠璃とも、コバルトとも違う、藍特有のどこか謙虚で押さえの利いた、粘りのある深い色調は、多くの日本人にとってもまた、同じように、すっと心にフィットする、そういう色のようにも思えます。写真の新作ガラス鉢は、高台が無色透明の無垢のガラスでできていて適度な重さと安定感のあるタイプ。レースの層を挟んで、海底のような気泡ブルーの層、クリアに箔がちりばめられた銀河のような層…。雄大な想像がふくらみます。
by live-art | 2011-03-27 16:44 | 過去の企画展 | Comments(0)

〜3月24日 第17回 象 展 ー住み処に生きるー

4/7〜の「西洋古典・近代版画展」の情報をアップしました。
4/21〜「藤井哲信ガラス展」の情報をアップしました。


鎌田恵山先生を中心とする24人の前衛書道展「象」展が始りました。
ゾウではありません。「ショウ」です。

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この「ショウ」、気になりこそっと虎の巻を繰ってみました。
象形文字、印象、象徴・・・辞書で調べますと、物の形。目に見える姿という意味。
象徴:[名](スル)抽象的な思想・観念・事物などを、具体的な事物によって理解しやすい形で表すこと。また、その表現に用いられたもの。シンボル。「平和の―」「現代を―する出来事」
象徴主義:(フランス)symbolisme》自然主義や高踏派の客観的表現に対し、内面的な世界を象徴的に表現しようとする芸術思潮。・・・
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この象社の方々の、ご自分の内面・感じる事物を造形芸術として「書」で表現しようという意欲が理解できたような気がします。
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左に座っていらっしゃるのが鎌田恵山先生。
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作者の意図を感じようと、来場者も食い入るようにご覧になります。

例えば、桜を題材とした作品が三点あります。
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「桜」風に散る前の桜を感じてもらえれば...(作者)
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「櫻」春の息吹を表現したかった。(作者)
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「夜櫻」花びらを塊として捉え、その中にひとすじの光が夜桜の雰囲気をかもし出している感じを表現(作者)

日本人が桜を見る時の、そのはかなさや爛漫とした様など様々な表情を感じたように表現しているようですね。

その他の、会場風景・作品をピックアップします。
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これは純朴な味を表現する作品となっていて、目的にかなっているのですね。

いつもは大作が多いようですが、今回は「住み処に生きる」がタイトル。生活の場に溶け込む書作品を制作し、飾ってみようという試みなので小・中作品が多く、小作品に作品をまとめる方が実は難しいということです。小さくても、どの作品も線の始まりに力を感じ、生命の息吹を感じる展覧会です。                  森田 記
by live-art | 2011-03-24 20:40 | 今週の展覧会 | Comments(0)

~3/22 宇野貴美恵藍染展ー表現する藍ー

4/7〜の「西洋古典・近代版画展」の情報をアップしました。

新居浜市在住の藍染作家宇野貴美恵さんの個展が始りました。
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テーマはー「表現する藍」。今回南室では、藍で染めた布で制作した立体のオブジェをインスタレーション展示。透明感のあふれる軽やかな空間になっています。

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北室はこんな感じ。
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クッションや大座布団をずらーっと並べました。自然の染料だからか、藍を始めとする草木染めのインテリアは本当に気持ちが安らぎます。オススメ。
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宇野さん、この頃は、カマキリにはまってらっしゃるご様子。こちらは「花になりたいカマキリ」なのだそうです。
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タペストリーも沢山。個性的なバッグも素敵です。
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テーブルランナーやマットも大きなものから小さなものまでいろいろあります。
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テーブルクロスにも、ソファーのカバーにも、他用途に使えそうな染め布(軽く長方形です)。
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ユニークなTシャツ各種。バックプリントも素敵なのです。宇野さん、カマキリの次にヒツジにはまっている模様。
by live-art | 2011-03-17 17:07 | 今週の展覧会 | Comments(0)

4/7(木)〜4/17(日)西洋古典・近代版画展開催間近!

16世紀〜18世紀以前のオールド マスター プリンツを始め20世紀までの西洋絵画の巨匠の版画作品を約40点展覧いたします。いずれの作品も、長い年月を経て今日まで、愛好家に大切に所蔵・保存されて来たものばかりです。それぞれの時代の粋を尽した巨匠の技、その精緻な線の美しさや色あせることのない創造性をゆっくりとご堪能下さい。また、4月9日には銀座の老舗画廊ガレリア・グラフィカのギャラリスト栗田玲子さんによるギャラリートークを開催します。ご期待下さい。                        (リブ・アート 森田 貞子)

【ギャラリートーク】
日時:4/9(土) 15:30〜17:30
講師:ガレリア・グラフィカ 栗田玲子氏

【出品作家】ヤン・サーンレダム、 ヘンドリク・ホルツィウス、 マルカントニオ・ライモンディ、 ジョルジオ・ギージ、 ジャック・カロ 、 ジョヴァンニ・バティスタ・ピラネージ、 アントワーヌ・ワトー、 フランソワ・ブーシェ、フランシスコ・ゴヤ、  ウィリアム・ブレイク、 ユージェーヌ・ドラクロワ、 サミュエル・パーマー、ジャン・フランソワ・ミレー、 オディロン・ルドン、 ロドルフ・ブレダン、 カミーユ・コロー、 カミーユ・ピサロエドゥアール・マネ、シャルル・メリヨン、ルネ・マグリット、ワシリー・カンディンスキー、サルヴァドール・ダリ、 ラウール・デュフィ、 キース・ヴァン・ドンゲン、 パブロ・ピカソ、 モーリス・ド・ヴラマンク、 エルミーヌ・ダヴィド、 ギュスターヴ・モロー/ブラックモン






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気まぐれ NO.66 さあ あちらへ行くよ
Los Cparichos No.66 Allaa va eso
フランシスコ デ ゴヤ
by live-art | 2011-03-11 11:27 | 過去の企画展 | Comments(0)

〜3/15 <企画展>吉本政幸版画展

■近日公開企画展情報に4/7〜の西洋古典・近代版画展の記事をアップしました。

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広島県在住の木版画家・吉本政幸さんの個展が始りました。

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先日、搬入の前日、作品を出しているとき、出入りの業者さんに「これは何画?」と質問されたのですけれど(笑)。吉本さんの木版画は、ぽってりとした厚みのある独特のマチエールをしています。

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どうも写真だとうまくうつらないのですが、この白牡丹も、実物はもっとふわふわーっとした…、それこそ牡丹の花の、花びらが重なり合うようなやわらかくて暖かな空気感を持った作品。

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御歳85歳。こちらは、昨年の年号が入っている新作。瑞々しいなぁ…。

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漢詩の文字をデザインした版書の作品も。床の間に掛けても素敵です。

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やんちゃな河童シリーズもお見逃し無く。
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蔵書票作家でもある吉本さん。会場には、数えきれなくらい数の蔵書票が。どれもなんとも味わい深く魅力的です。

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こちらの吉本さんデザインの文字を奥さまが、ビーズ刺繍した手作りの名古屋帯。「花開けば蝶自ずから来たる」…という意味の漢詩(?)。言葉のセレクトもチャーミング。
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正面は「胡蝶舞ふ」。

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by live-art | 2011-03-10 15:54 | 今週の展覧会 | Comments(0)

北室:柴田園 鈴木表朔漆芸展 南室:五嶋紐の世界

三寒四温とは言いますが、昨日までの春の陽気がどこへやら。今日はまた冬です。
でも、キリッと身を引き締め姿勢を正して拝見したくなるような展覧会が始りました。
漆と組み紐、日本の伝統工芸を代表する作品展です。

北室/柴田園主催 三代鈴木表朔漆芸展
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中央の作品は、漆額「竹」。
一瞬清水焼を見るような美しい澄みきった若竹色の葉。その奥に竹林の木漏れ日を煌めく螺鈿で表わし、凛として力強く心が洗われるようです。鈴木氏は京漆器の名門に生まれ、漆芸を一筋に日展の審査員も務めていらっしゃる工芸会の重鎮。表現技術の素晴らしさに漆の丁寧な仕事がモダンな京の雅となり、重さを感じさせない晴れ晴れとした作品となっています。茶道具のお棗や香合など色々。
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「青貝・水すまし蒔絵丸香合」
光に揺れる水の上を泳ぐ水すまし。 蓋を開ければ、中にも美しい螺鈿が。
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「透胎 きらめきの函」
鈴木氏独特の技法で、何と透明アクリルの上に漆を重ねて描いています。その切り取り方がシャープで力強く、透明な余白は中に入る宝物を偲ばせてくれるのです。


南室/職人の技が織り成す逸品 五嶋紐の世界
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手組紐も、日本の伝統的技術として残したいものですが、その内、無形文化財五嶋紐のご紹介です。
今回、帯締めのみならず、バッグや懐紙入れ草履なども出品されています。
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by live-art | 2011-03-03 19:58 | 今週の展覧会 | Comments(0)

近日公開!3/10~ 吉本政幸版画展、3/17〜 宇野貴美恵藍染展 

宇野貴美恵藍染展 3/17〜3/

f0106896_1735873.jpg甕覗、空色、水色、納戸色etc...。藍は、染色の段階によって固有の色名で呼ばれるくらい豊かな階調を持つ染料です。化学染料を一切使わない古来からの染色法を選び、藍本来の粘り強さに寄り添いながら制作を続けている貴美恵さん。「この魅力的な染めでもって、いったい何が表現できるのか」というご自身の問いに応えるべく南室ではインスタレーションに挑みます。
 

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また北室では、バック、クッション、タペストリーなどの小物を販売いたします。


吉本政幸版画展 3/10〜3/15
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広島県在住の木版画家・吉本政幸さんの個展。深みのある洒脱な色彩と、素朴で風合い豊かな絵肌が魅力の木版画。手の平サイズの可愛らしいレトロモダンの蔵書票や、ユーモラスで愛嬌たっぷりの河童を描いた<河童シリーズ>も見所。

f0106896_16591020.jpgf0106896_16591874.jpg「<書票>や<河童作品>のほか、本命の<手刷り多色木版画作品>を出品します。描、彫、摺のプロセスすべてを自ら手がける楽しさ、皆様に伝わればと思っています。版画痴人・老骨85歳、画廊でお会いしましょう。」(吉本)

東光会、日版会で研鑽を積み、現在、書票協会会員アーティスト、河童連邦共和国国民
by live-art | 2011-03-01 17:27 | 過去の企画展 | Comments(0)