松山の画廊 ギャラリーリブ・アート最新ニュース

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ペシャワール会写真展ピックアップー2

 まだまだ暑い残暑の日、ペシャワール会の活動報告写真展に足を運んで下さる方々。皆さん熱心に1枚1枚の写真を食い入るようにご覧になり、その説明文をじっくり読んで下さっています。ですから、お一人の在廊時間はいつもの展覧会よりもずっと長いのです。(森田の実感)
 何かを感じ、心に滲みる人の存在に希望を見いだしているのでしょうか・・。
 戦禍と大旱魃(その何れも大国のエゴによるものと言えます)によって荒廃した大地、生命の危機に晒されているアフガニスタンの人々が、中村哲医師とペシャワール会、アフガニスタンのスタッフによって蘇っていきます。
 とにかく「命を!」困っている現況を見ては、前向きにその対処を考え、行動に移し、現地の人々の今後を考え人を育てる・・何年も先を見据えながら(自分無き後も)の活動に頭が下がります。今年の写真展は、ー28年のあゆみーとありますが、なかなかその実践を継続させるのは並大抵のことではありません。
 リブ・アートでその一端をご紹介できることを嬉しく思い、一人でも多くの方に見て頂きたいと思います。
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医療チームは現地の方々の教育機関も兼ねています。
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大旱魃で干上がり、多くの住民が旱魃難民となり土地を離れざるを得ない。
ここに村人達と用水を掘り進めました。その労役は村人達の生活の糧となり、その後の用水を自分たちで管理する補修技術の習得にも繋がります。
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通水して4年後見事に緑が蘇りました。
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荒れた土地でも育つサツマイモは、砂糖のかかったじゃがいものようだと、地元で人気を博しているそうです。その他、ソバも主食のナンに混ぜ込んだらとても美味しいと、土地の適性を探りながら農業生産を取り戻そうとしています。

 過去には自給自足で生活できていた村人達の困難に際し、大切なものを見据えて立ち向かっていった賢明な行動の継続的な実践です。「水」によって農村が復活し、農業の喜び、家族で集う喜びを得るという素朴な「生命」の源を感じます。そして、日本で失われつつある「人の幸せ」を考えさせられます。・・この続きはまた明日。 (森田)

☆残念ながら明日、8月31日(水)は休みです。9月1日〜5日(最終)にお越し下さい。
by live-art | 2011-08-30 21:12 | 今週の展覧会 | Comments(0)

9月8日(木)〜9月13日(火) 近藤英樹展

9月8日(木)〜9月13日(火) 近藤英樹 展
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発芽 つぼみ ひっそりとうごめくいのちの気配

久万町出身、神奈川県在住の版画家近藤英樹さんのリトグラフと木彫立体による作品展です。昨年はじめの愛媛県美術館の企画による『ミルコトカラハジマル』展、2009年の『渡部家住宅その光と記憶』第3期 展の木彫作品による賛助出品は記憶に新しいところ。みずみずしく澄んだ作品群にご期待下さい。

【近年の主な発表】
2010年『版画の色ーリトグラフ』文房堂ギャラリー/神田、『近藤英樹展』巷房/銀座、『ミルコトカラハジマル』愛媛県美術館/松山、
2009年『渡部家住宅その光と記憶』第3期 賛助出品 重要文化財渡部家住宅/松山 ほか多数

作品集蔵:町田国際版画美術館/ヨルダン国立美術館/あきる野市/愛媛県美術館
by live-art | 2011-08-30 12:12 | 過去の企画展 | Comments(0)

写真展ピックアップ-1

ペシャワール会写真展は、9月5日(月)までのロングラン開催中です。
120枚以上の写真を一度に展示できる会場はなかなかないとのこと。
みなさま、是非お立ち寄り下さい。

今日からは展示中の写真を少しずつご紹介していけたらと思います。

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もっとも印象的なのがこちらの2枚の写真。上は2005年5月、潅漑が始まる前のスランブール平野。下はその3年半後2009年4月の様子だそうです。一面の麦畑、それから果樹園。中村医師の指揮の下、現地の人々と現地ワーカーが一体となって作ったマルワリード用水路からの引き水で農地が復活してく様子。



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潅漑工事の写真もたくさんあります。昨日の鈴木ワーカーの講演もあって、個人的に印象深かったのはこちらの写真。用水路資材置場兼職員宿舎で開かれた<蛇籠>を編むワークショップの様子。マルワリード用水路の護岸工事は箱形に編んだこの蛇籠のなかに石を積み上げていくのだそうです。江戸時代の日本でもこれと似た方法がとられていたのだとか。コンクリートの資材を調達することは困難でも、この方法であれば、もし仮に将来決壊したとしても現地の人達が自分たちの手で修理することができる…わけです。上のスランブール平野の写真と併せ見つつ、非常に繊細で、力強く、厳しい、現場目線を思わずにはいられませんでした。(米田)
by live-art | 2011-08-29 17:41 | 今週の展覧会 | Comments(0)

現地ワーカー鈴木氏による講演会がありました。

今日は、現地ワーカーの鈴木祐治さんをお迎えして講演会がありました。
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会場にはたくさんの方々がお越し下さりました。

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こちらが鈴木さん。とても誠実な方でした。

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鈴木さんが用意された映像をもとに講演はすすみます。まずは民族や文化、風習、国民性やイスラム教、日常生活のことなど、アフガニスタンという国についてのおはなしから始まりました。また、先進国に報道されるところの「武装勢力」や「テロリスト」、「タリバン」などにイメージに関する誤解や偏見についてのことなども。どこまでも現地の人々の生活に、生命に寄り添う目線は、後半に語られる、医療行為や治水、井戸掘り、モスクの建設などのなかにも貫かれているようでした。

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講演後の質疑応答も盛り上がりました。
by live-art | 2011-08-28 17:26 | 今週の展覧会 | Comments(0)

ペシャワール会・現地報告写真展2011 人水命 ー28年のあゆみー

用水路整備、モスク建設、現地では中村医師の指導の下、延べ60万人のアフガン人が集い、医療だけにとどまらず多岐にわたる膨大な仕事を行ってきました。30年を超える戦乱や大旱魃によって荒廃した大地が蘇っていく様子や、そこで泥にまみれながらも生き続ける人々。メディアではあまり報道されることなかった普段なかなか目にすることのできない世界、しかし、現実にある世界。今年で28年になるペシャワール会の足跡を写真というかたちで発信します。支援して下さっている方々を含め多くの方へ、現地のいまを直接伝えられる機会にしたいと考えています。ぜひ、足をお運び下さい。(ペシャワール会事務局/写真展リーフレットより引用)


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by live-art | 2011-08-25 12:28 | 今週の展覧会 | Comments(0)

【北室】永田公道 作陶展 【南室】梅林潤子絵画展

【北室】永田公道 作陶展 

松山南高校デザイン科砥部分校教諭で陶芸家の永田公道さんの個展です。

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自然界の色のグラデーション。

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地球温暖化もテーマのひとつ。

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ぽってりやさしげな日常のうつわもたくさん。

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スクエアのモダンな大皿も。
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【南室】梅林潤子絵画展

南室では、梅林潤子さんの油彩画展を開催しております。梅林さんは油彩画家であり私共リブ・アートのスタッフでもありました。今年で七回忌です。

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繊細に、ひたむきに描き込まれた静物画。
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彼女のテーマだったビー玉のシリーズ。
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ご高覧下さい。
by live-art | 2011-08-18 14:59 | 今週の展覧会 | Comments(0)

第31回 IGANDA OB 展

毎年恒例イガンダOB展も31回目を迎えました。三野計先生のもと、美術を目指して巣立っていった多くの先輩・後輩達の現在形の作品展覧会です。美術の分野も幅広く、絵画・イラスト・デザイン画・染色・陶芸・ガラス・写真・絵本・皮工芸(bag)・・・・その道のプロで活躍している人、仕事は違うが芸術の世界に生き甲斐を見いだし没頭している人・・様々な感性が光ります。

全てをご紹介することはできませんので、ざっくりとご紹介。
あとは、会場にてご覧下さい。

北室:
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南室:
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通路:
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ご存知茂本ヒデキチさんもイガンダ卒業生です。
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その他、それぞれの作者に意図や制作過程など聞いてみたいと思うような意欲作揃いです。
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by live-art | 2011-08-11 20:21 | 今週の展覧会 | Comments(0)

山内龍峰書作展 第2回展 ー書歴30年余を経て、今を生きるー

書歴30年の書家・山内龍峰さんの書作展が始まりました。会場にはたくさんの書作品が並んでいます。

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北室は、掛け軸が中心です。

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うちわや扇子に書かれた作品も。
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額や、枕屏風など小ぶりな作品が中心。
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by live-art | 2011-08-04 18:00 | 今週の展覧会 | Comments(0)