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北室:柴田園 鈴木表朔漆芸展 南室:五嶋紐の世界

三寒四温とは言いますが、昨日までの春の陽気がどこへやら。今日はまた冬です。
でも、キリッと身を引き締め姿勢を正して拝見したくなるような展覧会が始りました。
漆と組み紐、日本の伝統工芸を代表する作品展です。

北室/柴田園主催 三代鈴木表朔漆芸展
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中央の作品は、漆額「竹」。
一瞬清水焼を見るような美しい澄みきった若竹色の葉。その奥に竹林の木漏れ日を煌めく螺鈿で表わし、凛として力強く心が洗われるようです。鈴木氏は京漆器の名門に生まれ、漆芸を一筋に日展の審査員も務めていらっしゃる工芸会の重鎮。表現技術の素晴らしさに漆の丁寧な仕事がモダンな京の雅となり、重さを感じさせない晴れ晴れとした作品となっています。茶道具のお棗や香合など色々。
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「青貝・水すまし蒔絵丸香合」
光に揺れる水の上を泳ぐ水すまし。 蓋を開ければ、中にも美しい螺鈿が。
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「透胎 きらめきの函」
鈴木氏独特の技法で、何と透明アクリルの上に漆を重ねて描いています。その切り取り方がシャープで力強く、透明な余白は中に入る宝物を偲ばせてくれるのです。


南室/職人の技が織り成す逸品 五嶋紐の世界
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手組紐も、日本の伝統的技術として残したいものですが、その内、無形文化財五嶋紐のご紹介です。
今回、帯締めのみならず、バッグや懐紙入れ草履なども出品されています。
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by live-art | 2011-03-03 19:58 | 今週の展覧会 | Comments(0)