2006年 04月 10日
藤井哲信さんの「和のブルー」
そうこうしているうちにソメイヨシノも新芽を吹いて、すぐに初夏の足音が聞こえてくるんでしょうね。…というわけで、初夏にぴったりのガラスのうつわの写真が届きました。「プレス用に簡単な写真を」とお願いしていたのですが、どれもとても素敵なので早速、ここで公開してしまいます。器の作者は、徳島県在住のガラス作家藤井哲信さん。深いニュアンスのある阿波藍のブルーをガラスで再現することを命題に制作をされています。藤井さんはヴェネチアングラスの手法であるレースガラスの名手でもあります。繊細で複雑でとにかく手間のかかるこの手法も、藤井さん独特の「和のブルー」が加えられると、なんとも涼やか。藤井哲信ガラス展は5月18日〜23日まで。

