本日より、渡邊裕公絵画展が始まりました。

2011年の日展特選作品、2012年の光風会展辻永記念賞受賞作品を含め、
100号を超える大作を多数展示しています。

開廊直後から賑わうフロア。

本展では渡邊さんの、画業40年の歩みをご覧になれます。かなりお若い頃の作品も。

こちらは、学生時代に描かれた作品。モデルは現在の奥さま。

日展特選受賞作品『凛と』。なんと100号の大画面がカラーボールペンによるハッチング(線の重ね)と点描のみで構築されています。絵の具の混色では出せない、明るい光と抜けるような透明感がこの技法の特徴。さわやかな風を感じる一枚。

まさに超絶技巧。

辻永記念賞受賞のこちらは『月下清麗・グアテマラ』。月の冷たさ、少女の白い肌。
月光を溶かしこんだような闇。

近くで見ると透し模様が。

南室には小品も。