【南室】 くつなまい展 -色量の散華-

松山市在住のくつなまいさんの個展。画面の中をめまぐるしく飛びはねながらどんどん増殖していくとりどりの色彩、とりどりのイメージ。”極彩色の混とん”といった感じかな。80号、100号の大作もあります。


くつなさんは、21歳のちょっとパンキッシュなお嬢さん。有り余るエネルギーに、余白を埋め尽くさずにはいられなくなる”衝動”のようなものがヒリヒリと伝わってきました。
【南室】 日比観琢 個展

日比さんは、花博のパビリオンや、各地のアーケード建設、企業広告など、商業建築・商業デザインの世界のプロフェッショナル。松山の方にはお馴染の大街道と道後のアーケードの設計を手がけたのもなんと日比さんなのです。

日比さんが東京から松山に居を移したのは、ほんの3ヶ月ほど前。馬車馬のように働いた全盛期とは違い、今はゆったりと自分のために絵を描かれているそう。題材は 生まれ育った京都の四季や舞子さん、南フランスの風景、横たわるヌードの女性達など。

1986年に描かれた資生堂の整髪料のための広告。手描きとコラージュ。CGでは出せない懐かしい味わい。