みなさま、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、本日より2014年初の展覧会が始まりました。北室では新春現代版画展、南室では、砥部町出身のガラス作家・西山芳浩さんの個展と、贅沢なダブル開催となっております。ちなみに本展DM、リブ・アートの“お年玉くじ”の券にもなっておりますのでお持ちの方はお忘れなく!お持ちでない方は会場に残部ございますのでお声をおかけくださいね。
さてさて。本題、まずは北室の現代版画展では、新進作家からすでに国際的に活躍する大御所までいずれも気鋭の作家をセレクトいたしました。(いつものカメラが諸事情あって手元にないので、少し画像が見ずらいかもしれません。ごめんなさい。)
こちらは、日本の現代美術の主導者であり、近年直島に個人美術館が設立され話題になった、李 禹煥の作品。
白の余白にドライポイントの線が存在感がジンジンと響き渡る『港より』。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの若手作家・入江明日香。
写真がぼけ過ぎていて、魅力をお届けできないのが残念ですが...。銅版画を用いコラージュと手彩色を施したミクストメディアの作品はすべて一点もの。普通の銅版画にも普通の絵画にもない入江明日香作品独特の、近くて遠い不思議な空気感。それにしても所作のとても美しい作品です。
深部へと向かう物語性に彩られた、妖しくも美しい小林美佐子作品。
上質なビロードのような艶やかさ。精度の高いメゾチントで描かれたシュールな世界。ちょっと不気味で、かつキュートな少女性がキラリと光る林智恵作品。
明るい色彩と自由なフォルムが楽しくておしゃれ。和製ホアン・ミロ?みたいな舟田潤子作品。
ポットでしょうか?お家でしょうか?
2013年に「与えられた形象」展で大54回毎日芸術賞を受賞した日本を代表する抽象画家・辰野登恵子作品。銅版画・リトグラフと作品にとって版種も多彩。表現されるべき事象を素手で掴んでしまったような。プリプリとして新鮮。力強くてここちよい握力を感じます。
こちらは水彩画。