【北室】献上窯元陽山窯 水野澤三・雅之陶芸展
昨日より、北室にて岐阜県土岐市に陽山窯を構える水野澤三さんと、
ご子息雅之さんの茶陶器展が始まっています。
澤三さんは、[瀬戸黒の技法]で土岐市指定無形文化財保持者に認定されているお一人。こちらがその瀬戸黒。
他にも、「志野茶碗」等本格茶陶を中心に、独創的な「紫志野」・「古美濃」作品を作陶されています。
こちらは雅之さんの茶碗。正面の○△□は、禅の教えから頂いた模様だとか。
土と炎と人との壮絶な饗宴。存在感が半端じゃないです。
安土・桃山時代、茶道の隆盛に伴い一斉に花開いたという美濃の焼物。
その土地々が受け継ついできた歴史の重みも感じます。
【南室】古川勝也・舞子(+母)展 〜写真と句で奏でる自然賛歌&いのちの抽象画〜
南室では、市内在住の古川勝也さん、舞子さんご夫妻と、舞子さんのお母様との3人展が始まっています。
飲食店を経営するお母様のお店に、舞子さんの写真を飾っていたら、詩がご趣味のお母様が、いつのまにか俳句をつけていた…。そうやって極自然に始まった母娘のコラボレーション。
美しい写真の下には、達筆の毛筆が。
おちゃめな句もありますねー(笑)。
こちらが夫・勝也さんの抽象画。壁一面を渡る超大作!こまやかなタッチで描かれたのは命の起源のイメージでしょうか?
ご夫妻はこの4月で松山を離れることになったのだそう。さようならの記念に思い立った展覧会。ご夫妻にも、おともだちの方々にも素敵な思い出となるといいなぁ...