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木下晋 氏 講演会 のご案内


f0106896_17342641.jpg6/1/木〜6/12/月(※7日定休)の企画展「木下晋 個展」に際し、講演会を催します。テーマは、昨年5月に木下氏が挿し絵を書かれた、絵本「ハルばあちゃんの手」にちなみ<手に想う>。小さくて柔らかな乳幼児の手、ケーキを作る職人の手、将来を誓い合う若い男女の固く握られた手と手etc...「ハルばあちゃんの手」には、表情豊かな<手>が登場します。濃淡20段階のえんぴつを色を選るように使い分け、人間の生の深遠までも描き出す、稀代の画家の目が、日常や制作の中でとらえた様々な<手>にまつわる講話をお楽しみ下さい。

テーマ:「手に想う」
日 時:6月3日(土)pm 6:00〜
場 所:リブ・アート北室
会 費: 1000円 
※講演会後、作家を囲んでの軽いワインパーティを予定しています。
※人数制限がありますので参加の方は、念のため電話かメールにてご連絡下さい。
問/ tel : 089-941-9558  nmail :live-art25@w4.dion.ne.jp

■個展に寄せて—木下晋
「手は口ほどに物語る」42年前初めて京都広隆寺の弥勒菩薩像を見たとき、微笑を支える手の表情に悟りの極地を想う。又、母が事故死する一週間前、合掌姿を頼んだ。いつもなら「縁起でもない!」と断るのだが、その日は何も言わず自身を両手で包むが如く、消え入るかの様に、合掌する。その瞬間、不吉にも母の死を予感した。平成元年、山形の湯殿山注連寺天井画「天空之扉」は本尊の胎蔵界大日如来をイメージして巨大な合掌図を制作できたのも、母の合掌姿を見ずしてあり得なかっただろう。そして今回出品している『ハルばあちゃんの手』(福音館書店刊)絵本原画は手の表現で綴る人生の大河ドラマなのである。
by live-art | 2006-05-25 17:36 | 過去の企画展 | Comments(0)