2006年 06月 09日
6/22〜 は、夏の楽居布展!

リブ・アートの夏の風物詩、
ひんやりしゃりしゃりの近江上布で人気の夏の楽居布展は22日から。
”身体に心地よい繊維”を求めて、滋賀や沖縄、徳島など全国各地を訪ね歩く楽居布のデザイナー越智和子さん(四国中央市/旧伊予三島市出身、大阪在住)。越智さんはいつもパワフルでバイタリティと遊び心が溢れていて、陽のオーラをいっぱいに孕んだとても魅力的な大人の女性。その土地々で出会った繊維を、織り元や染め元との綿密なコミュニケーションのもと、現代のライフスタイルに合った洋服やインテリアファブリックとして蘇らせるお仕事をしています。楽居布の洋服を着ていると、何かとても豊かなものが、”体の感情”にそっと寄り添ってくれるているような、そんな不思議な安心感を感じます。越智さんのおしゃべりにはいつも、その風土の中で伝承されてきた、上質な手仕事の妙とそれを守り伝えてきた職人さん達への深い敬意と情熱が滲み出ていて、聞いていると、こちらまで熱い気持ちにさせられてしまうのだけれど、あの安心感の正体を探る鍵は、おそらくそこらあたりに隠されているに違いない。
今年は新たに、繊維業界では、<まぼろしの布>と呼ばれている藤布の夏帯をご紹介します。定番の近江上布や、ジャパンブルー(阿波藍)も引き続き展開しています。