本日より、高知県在住の画家で絵本作家の横田稔さんの個展が始まっています。
子供たちに人気のちょっぴりシュールでとびきり愉快なこの絵本のロングセラー、「はなののびるおうさま」をご存知ですか?何を隠そう、その作者が横田さんなのでした☆
横田さんは10日(日)・11日(月)・12日(火)の3日間在廊されます。また、10日(日)には、
横田さんを中心とするドーナツ・アンサンブルによる、ヴィオラ・ダ・ガンバの演奏会があります。ヴィオラ・ダ・ガンバは16世紀のヨーロッパで流行した弦楽器。いにしえの音色をおたのしみください。
アクリルのタブローは色彩がスキップしているみたいに明るくて楽しいです。意表をつくファンタジー。
のどかで平和なあたたかな世界。
じんわりと優しい叙情性も。
またひとつちいさなポエムを見つけました。
ピエロやサーカスのモチーフも多数。
横田さんのプライベート・プレス、草原社製の貴重な私家版書籍もたくさんお持ち下さいました。箱もすべて手作りです。
販売も。オリジナル版画がたくさん入っていますので、額に入れ替えても楽しめます。宝物ですね☆
南室には銅版画の作品を集めました。
作品のひとつひとつに小さな物語があります。
美しく洒脱な、洗練された線の向うで作者の瑞々しい童心がキラキラと輝くよう。楽しいことが大好きな横田さん。
文学作品のモチーフも。こちらはピエロの装いの詩人・堀口大学。
宮沢賢治の「注文の多い料理店」も。
吉田兼好「徒然草」。