本日より北室では、松山市在住のイラストレーターわたなべ大さんによる 画業20周年記念展覧会「ねことあひるのファンタジー」が始まっています。
入り口では、大さんのオリジナルキャラクターのねことあひるが
3D(?)になってお出迎えです。
懐かしいねぇ...なんて、大さんとそんな話をする日が来てること自体が不思議ですが(笑)初期の頃によく描かれていた鉛筆画のシリーズが復活。焼きたてのクッキーの匂いとか、かふわふわのマシュマロのあのチャーミングな弾力とか。大さんの鉛筆の線を見ている素朴で美味しいおやつを思い出すみたい。なんてあったかな線なんでしょう。
会場のところどころには奥様手作りのぬいぐるみが。
もちろん大さんのキャラクター。とても上手です。
息子さんたちの昔の服を着せてるのかなぁ。いいご夫婦☆
まいちゃんとブタのぬいぐるみラブのシリーズは透明感あふれる水彩画。その描写力と想像力を生かして細部のシュチュエーションまで緻密に描きこまれています。物語を読むような楽しさ。海の中にも日差しが差し込んで。
このごろはアクリルを画材に描くことが楽しいんだとか。水彩画とは正反対の重厚感のある色彩とマチエール。水彩画のようにさらさらとストーリーを語ってはくれませんが、その肌触りがストーリーとは別のなにかをこころに引っ掛けていってくれるみたいな。私個人的には、大さんのファンタジーを題材にした作品がとても好きです。
なんでこんなに見てきたみたいに描けるんだろう、不思議。
ポーチやペンケース、ポストカードに缶バッチ、ステッカーやカードケースetcetc...グッズも豊富に揃っています。20年目で初の画集も!サインももらえますよん。
土日にはいろいろなイベントもあるようです。詳しくはこちらをご覧ください。