本日より「さざなみ展〜清家渚を偲ぶ〜」が始まっています。本展は今年の4月に急逝された清家渚さんを偲んで、ご家族の皆さんが協力して企画された遺作展です。
清家さんは愛媛キルトクラブの設立当初からのメンバーだったそう。主婦業の傍ら、年に一度の展覧会のため、そして家族のために、ほんとうにたくさんの手仕事の作品を残されました。
根気が要る作業の繰り返しに
みているだけでも気が遠くなるような大作がたくさん。
辛抱強いなーーーー、粘り強いなーーー、堂々としているなーーーー
........ベテラン主婦のすごみを感じてしまいます。
そしてその配色の明るく楽しく美しいこと!
みなさん、ゆっくりご覧になって下さっています。
なんだかとても大きな包容力、抱く手の暖かさを感じる展覧会。
遺作展ですが元気をもらえる感じ。
キルトだけではなく、編み物も大得意だった渚さん。
素材にもこだわって、ディティールにも凝って、プロ並の美しい仕上がり。
とにかく好奇心旺盛だった渚さんはパソコンもおてのもの。デジカメで撮影した写真を布に転写して作ったタペストリーは、お孫さんの成長の記録が収められています。赤や黄色や緑の葉っぱを無数に作って繋げて背景にしているんですね...
お嬢様のウェディングドレスももちろん手づくりでした。
産着 ♡♡♡
こちらはご主人のホールインワン記念の染織布。なんでもやられるんですね〜
布や糸や作ることが大好きで、にこにこしながら、常に手を動かしているおばあちゃん。そんな幸せな風景が浮びます。