NEW POST

2007年新春人形展予告:河野滋子さんの巻

※1月5日(金)〜1月15日(月)※10日(水)定休
両室にて<現代作家人形展>を開催します!

出品作家:河野甲(京都)、河野滋子(京都)、小松靖治(神奈川)、坂田ノボル(東京)、高橋操(東京)、林摩美(愛媛)、水澄美恵子(埼玉)、高橋満利子、文殊哩(愛媛) 敬称略

高橋操さんが青空ならば、河野滋子さんのお人形に似合うのは、月の光…、あるいは雨の日曜日?キャンパスマチエールの白い肌、つり目で切れ長のまなじりは、いつもなんとなく物憂げ。例えば雨の日曜日。閉ざされた窓の透き間から染み込んでくるほんのりあまい雨の匂い。それが飽和していく暖かな子供部屋で、ひとり読書にふける女の子。彼女の頭の中をそっとのぞいているような…
___________________________________________________Kono-Shigeko

2007年新春人形展予告:河野滋子さんの巻_f0106896_103111.jpg<河野滋子さんからのメッセージ>
人が人形という言葉を見たときの思いは、人の数だけある。その人の人形に対する思いは、その人の中では正しくて誰も入り込めない。(すべての仏事に共通することですが)作り手であるわたしたちは、完成と技術を高めることに精いっぱいで、そのわたしが作り上げたかたちに琴線を震わせてくれる人がいた時、とても とても嬉しい。


1956 和歌山市に生まれる
1977 京都嵯峨美術短期大学 洋画科卒業
1985 第一回人形展入選
1991 ギャラリーイノダ(京都)
    ギャラリーCASA(京都)  
    ギャラリーK1(京都)
1992 ギャラリーたち吉(大阪)
1993 PEEK-A-BOO(京都)
    フィロ青山(東京)
1995 クレセントヌーン(京都)
    3Dイラストレーターズコンクール 銅賞(ニューヨーク)
    ギャラリーK1(京都)
1996 デミー・ムーア人形美術館収蔵(3点)
    クレセントヌーン(京都)
1998 松屋アートギャラリー(東京)
    上方銀花ギャラリー(大阪)
1999 センテニアルギャラリー(大阪)
2000 松屋アートギャラリー(東京)
2001 セルヴィスギャラリー(大阪)
    小さい芽ギャラリー(兵庫)
2002 ギャラリー・コクトー(京都)
    松屋アートギャラリー(東京)
    ヒロ画廊(和歌山)
2003 ギャラリー・コクトー(京都)
    ギャラリー・ストラッセ(兵庫)
2004 ヒロ画廊(和歌山)
2006 青木画廊(ルフト)(東京)
by live-art | 2006-10-02 10:44 |  ー07年新春人形展(終了)

スタッフY田の展覧会日記


by live-art