2006年 10月 09日
11/2〜11/7緋色、瑠璃、鳶、琥珀... 西川孝次さんの秋色ガラス
秋、まっただ中。
皆様、いかがお過ごしですか?
先日、広島の西川孝次さんから、秋色の瓶が届きました。
11/2〜の個展のプレス用に前もって送って頂いたのですが…、
これが、これまで見たことがないような、
繊細かつ複雑でいて深い深い、美しい秋色のグラデーションなのです(驚)。
ふとおもいついて、件の瓶を横目に色名辞典を引いてみることに。
すると、…出るわ出るわ。
緋色、瑠璃、鳶、琥珀、金茶、洒落柿、梔子、鴬、
利休茶、青朽葉、鶸茶、青鈍、錆浅葱....etc
ひとつの瓶の中にこんなに沢山の色が見つかりました。
うーん、それにしても。
日本ので伝統色名のニュアンスの深さ、豊かさには、今さらながら驚かされます。
今にもふんわり香ってきそう....
昔は色と季節と生活とが今よりももっと、親しい関係にあったんだろうなぁ…と
思わずにはいられません。