NEW POST

11月23日より、 <秋の楽居布展>始まります!

11月23日より、 <秋の楽居布展>始まります!_f0106896_1452269.jpg

この記事の日付は27日ですが…、ご紹介の記事を書かねば書かねば…と思いつつ、今日に至ってしまいました(11/30現在…あと数時間で12月になります)。予告のページに事後報告じゃあ、しょうがないですね。皆さん、楽居布さん、ほんとうにごめんなさい!(平謝)。

 もともと上質な近江上布をご紹介することを命題にしていた楽居布は、夏服がメインでした。なので数年前までは、楽居布のデザイナーの越智さんとお会いするのは、夏のコレクションの時、年に1度だけだったのです。しかし、創造意欲とバイタリティがそれだけでは留まらないのが越智さんのすごいところ。近年は、柿渋染のウールやシルク、軽くてあたたかなツィードなど、体に優しい秋冬素材をひっさげて秋のコレクション展も始まりました。
 今年も、好評のうちに秋の楽居布展を終えることができました。回を重ねる毎に、お客様の反応もよくなっているような気がします。シンプルでありながら遊び心も捨てないさじ加減の効いたデザインも、もちろん欠かせない要素のひとつですが、なにをおいても、まず<素材ありき>のその姿勢が強くお客様の心を捉えているようでした。
 今回の目玉は丹後シルク。極細の絹繊維を丁寧に丁寧に練って撚った糸数千本を縦糸に張り、精密な鹿の子模様を重ねながら織られた布で作られた、つややかなシルクのブラウスの美しさといったら!まるですばらしい美術工芸品を見ているような気分にさせられてしまいました。ひんやりとしてなめらかで、それでいて粘りや弾力を感じさせる肌触りにもうっとり。
 日本の風土や気候に馴染む生理に適った製法を守り続けている各地の織り元さんの技術力を礎に、現代のライフシーンを彩る新鮮なアイディアを織り込んだ楽居布の布。試着のため袖を通されるお客様が、その体に優しい着心地に歓喜の声をあげるのを聞く度に、私は、楽居布と織り元さん達との間にあるに違いない、尊敬の念に基づく信頼関係の強さを感じずにはいられませんでした。

 来年の夏は、丹後シルクの職人さん達がいらっしゃって、お話会をして下さることになっています。ご期待下さい!
by live-art | 2006-10-27 14:52 | 過去の企画展

スタッフY田の展覧会日記


by live-art