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〜11月7日(火) 北室:「三姉妹展」 南室:「西川孝次ガラス展」

北室:三姉妹展
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県内在住のアーティスト三姉妹による三姉妹展。6年前の初回を皮切りに今回が三回目。花や果物をモチーフに革細工のタペストリーや額絵、ミラーやテーブルマットなどを作る長女の亀井澄子さん。皿ヶ峰や、お住まいの東温市付近の田園風景など愛媛の自然を、おだやかな視線を通して油彩画で描く次女の白井栄子さん。宮崎市日南海岸の鬼の洗濯岩、佐田岬や高知県大堂海岸の岸壁など荒々しくごゴツゴツとした岩面を黙々としたタッチで描く日本画の、三女稲垣紀子さん。姉妹とはいえ、技法も表現も三者三様ですが、どの作品からもおおらかに自然と親しんでらっしゃる様子がうかがわれ、そんなご家族のルーツのようなものが感じられる展覧会。


<企画展>南室:西川孝次ガラス展

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美しい色彩、遊び心と安定感のあるフォルムで、毎回好評を戴いている西川孝次さん久々の個展。西川さんは、広島県の三原と、沖縄の二ヶ所に工房をお持ちです。夏の間は、沖縄の工房で制作されるのだとか。

f0106896_13324926.jpg搬入の際、梱包を解いて作品のひとつひとつが包まれている新聞紙を開けるときのときめきといったらないのですが、このちっちゃな瓶(左)が出てきたときは格別でした。窓辺に設置していたガラス板の上にのせるやいなや、思わずため息…「海だぁ」。強い陽射しをたっぷり含んだをトロピカルな海のブルー。亜熱帯のカラフルな魚達の住み処にはぴったりの色。角のないゆったりした楕円の球形も”南海の青”にぴったりです。

f0106896_13532291.jpgこちらは、今回の新色。DMにもなった<赤ぼかし>のシリーズのうちの一点。写真は少し、色がどきつく写ってしまっていて残念なのですが、実物は瓶の肩の辺りが茶や黄から緑にわたる複雑で膨らみのあるグラデーションになっています。このグラデーションは、瓶の底の方のピーコックブルーに、上部の鮮烈な赤がぼかされて生まれる色彩なのだそう。

今回は、色彩に注目した2点をピックアップしましたが、無色透明なクリアのガラスも負けず劣らず素敵ですし、その機能性や使い心地のよさも見逃せません。
by live-art | 2006-11-02 18:29 | 今週の展覧会 | Comments(0)