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<企画展>川島猛展

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1963年に渡米、66年ニューヨークの近代美術館の展覧会で高く評価されて以来、77歳の現在までN.Y.を拠点に第一線を走り続けている川島猛さんの個展が始まりました。
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オープニング。対談のお相手をお願いしたのは、画家の木下晋さん。まったく作風の違うお二人ですが、実はおふたりは旧知の間柄。木下さんがご自分の作品を携えニューヨークの画廊へアタックを繰り返していた頃に大変お世話になったのだとか。会場には60名を越える方々がお越し下さり、講演の後のパーティも盛り上がりました。
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川島さんが日本を飛びだした1960年代は、日本の閉塞した美術界に飽き足らなくなった才能ある多くの美術家達が、美術の中心地であるニューヨークに活路を求めた時代でもありました。ニューヨークと言えば人種の坩堝。「共感」を前提とする地平の中でではなく、様々な色彩の飛び交うエネルギッシュな混とんの中で、「個」を際立たせることの厳しさ。そんな状況の中で、そぎ落とされていったであろう「何か」のことを思わずにはいられません。川島さんの作品に表れるフォルムや色彩は、純粋なまでに研ぎ澄まされていて激しく美しい。混とんの孤独と飽くなき希望から立ち上る作品達は、誰をも拒むことはありません。

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左から、川島猛さん、オーナー森田、お手伝いをされている染織家の谷 由貴さん。

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by live-art | 2007-09-07 19:19 | 今週の展覧会 | Comments(0)