2008年 06月 02日
松本秀一エッセイ集「ペーパーウェイト」が届きました!
銅版画家の松本秀一さんのエッセイ集「ペーパー・ウェイト」が届きました。またもや、うっとりするような美しい本!白い表紙には、「李」とそれの宿す光を描いたメゾチントの作品が印刷されているのですが...よーくみると絵の周りに、なーんとエンボス加工でプレートマークがついています。(プレートマークとは、銅版画を刷る時に、プレス機の圧力によってできる銅版画独特の版面の周囲のくぼみのこと)細やかな作りだなぁ....。こういう手触り・目触り(?)にうったえるものって、とてもさりげないので、強烈に意識にアピールしてくるってことはないのだけれど、言葉になる前にもうちゃーんと伝わってるもんなんだと思います。開く前から心に沁みていくようオーラのある本(笑)。もちろんエッセイもすばらしいです。
松本さんの手による版画やスケッチ四葉が挿画になっています。
リブ・アートでお買上下されば...表紙の裏には本人の直筆サイン、それからご本人の篆刻が押された栞がついています。
松本秀一エッセイ集
「ペーパーウェイト」¥2,700-
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