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2009年 07月 02日 ( 1 )

ー 空・海・土ー アート巡行<四国> 染・織展 —

じゃじゃーーーんっ!
PR看板代わりに吹き抜けの三階から一階のエレベーターホールまで
垂らしたろう染めの布です。
どうです!?この活力あふれるビビットな彩り!
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今週は、インドネシアのバリ島、スンバ島にそれぞれアトリエを構え創作活動を展開している染織造形家の荒井健さんと増山紀代さん、松山市を拠点に活動している染織作家の永廣武都子さんによる三人展を開催しています。

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北室に入るとすぐに目に入るのがこちら。増山さんがアトリエを構えるスンバ島は「手織りの島」。古くから受け継がれてきた伝承の技は今でも島の家々に根付いていて、女の子は機が織れてあたりまえなんだそうです。そこでおられている布から彷彿とする、アニミズムや原初的なエネルギーに触れ、触発されて、創作してこられたという増山さん。こちらのイカットの連作は現地の藍と茜を染料に糸に先染して織られたもの。何と言ったいいのか、この茜色が特に印象的。ずっしりとした重さと強さと落ち着きがあるのだけれど、同時にすっきりと澄んでいて、すごくいい赤なのです…。生命の混沌と原初のエネルギーを同時に感じさせるこのダイナミックな図像が、緻密な計算と複雑かつ繊細な工程を経て織られたものだとは…。手仕事の力を感じないではいられません。


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現地のバティックやアクセサリーを集めたショップも併設していますのでお見逃し無く。


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続いて、荒井健さんのバティックアートな染帯の数々。エントランスホールのエ巨大な染布も荒井さんの作品です。バティックとはインドネシアに伝わるろうけつ染め布。バリ島の工房で、モダンバティックの制作を手掛ける荒井さん。輪舞する幾何学模様とその色彩がエネルギッシュな作品。それとは対称的に墨彩色で描かれた野花の図像の作品も多数。どちらも躍動感にあふれています。もっとモダンに個性的に和服を装いたい方必見。

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南室は、愛媛県在住の染色家・永廣武都子さんのろうけつ染めの作品。 薔薇や百合などの植物やファンタジーの世界をモチーフにした額絵やタペストリーの他、革工芸と染めをミックスした意欲作も。

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ワークショップのお知らせ、近日公開企画展情報をアップしました!
by live-art | 2009-07-02 16:53 | 今週の展覧会 | Comments(0)