両室にて<現代作家人形展>を開催します!
出品作家:河野甲(京都)、河野滋子(京都)、小松靖治(神奈川)、坂田ノボル(東京)、高橋操(東京)、林摩美(愛媛)、水澄美恵子(埼玉)、高橋満利子、文殊哩(愛媛) 敬称略
文殊哩夫人である林摩美さんのお人形は、見つめていると吸い込まれてしまいそうな深い瞳を持つ球体関節人形。腕や足の関節は自由な角度に曲げることができるので、着せ替えをしてやることもできるそうです。手首や足首や背骨の角度をちょっと変えただけで、お人形の表情や性格まで変わってくるのだから不思議。あれこれ遊んでいるうちに、いつの間にか心の一部が少女時代に誘われてしまいそう。
_______________________________________________Hayashi Mami

両室にて<現代作家人形展>を開催します!
出品作家:河野甲(京都)、河野滋子(京都)、小松靖治(神奈川)、坂田ノボル(東京)、高橋操(東京)、林摩美(愛媛)、水澄美恵子(埼玉)、高橋満利子、文殊哩(愛媛) 敬称略
小松さんの作品のメインは、なーんと”縮緬細工のからくり人形”!いい具合にけれん味の効いた色といい、びみょ〜にとぼけた表情といい、”和風ポップ”とでもいいたくなるような楽しくてユーモラスな作品。 さてさて、どんな動きで驚かしてくれるんでしょう。今から楽しみです。
_______________________________________________Komatsu Seiji

両室にて<現代作家人形展>を開催します!
出品作家:河野甲(京都)、河野滋子(京都)、小松靖治(神奈川)、坂田ノボル(東京)、高橋操(東京)、林摩美(愛媛)、水澄美恵子(埼玉)、高橋満利子、文殊哩(愛媛) 敬称略
坂田ノボルさんのお人形はほっこりとあたたかい陶人形。ころんころんと丸くあどけなく、とても可愛らしいのだけれど、それだけれはなくて。例えば、大地や風や空や太陽...etc。生きとし生けるものをゆったりと包み込む”大きなるもの”の存在を感じさせてくれるような不思議なスケール感のある作品です。
_________________________________________________SakataNoboru

<略歴>
1949 東京生まれ
1980〜 個展グループ展多数
両室にて<現代作家人形展>を開催します!
出品作家:河野甲(京都)、河野滋子(京都)、小松靖治(神奈川)、坂田ノボル(東京)、高橋操(東京)、林摩美(愛媛)、水澄美恵子(埼玉)、高橋満利子、文殊哩(愛媛) 敬称略
干支のお人形や、雛人形展でリブ・アートではすでにおなじみ、大人気の文殊哩さん(東温市)は、”文殊哩風五月人形”の写真を送って下さいました。文殊哩さんの作品展で、いつも羨望のためいきをつかされてしまうのは、配色のセンスの素晴らしさ。抑えた色合いで、風合いのある、どちらかといえば、”渋め”の古布をとても「粋」に配色されるのです。例えば、下の男の子の被っている兜の紐の朱色。彼を更に、粋にチャーミングに見せているでしょう?
__________________________________________________monjyuri

<略歴>
1952 愛媛県生まれ
1986 人形製作開始 以来個展・グループ展多数
・・・・・・・*・・・・・*・・・・・・・・・*・・・・・・・・・*・・・・
こちらは、来年の干支人形。リブ・アートの店頭にも置いてあります。
注文製作になりますので、ご要望の方はご連絡下さい。
11月15日までにご注文下されば、年内納品可能です。
親子セットで¥18,900-

両室にて<現代作家人形展>を開催します!
出品作家:河野甲(京都)、河野滋子(京都)、小松靖治(神奈川)、坂田ノボル(東京)、高橋操(東京)、林摩美(愛媛)、水澄美恵子(埼玉)、高橋満利子、文殊哩(愛媛) 敬称略
水澄さんのお人形は、驚くほど表情豊か。生きているみたい…というか、お人形の一体一体に違う性格があって、違う過去を持っているみたい。肢体の微妙な動きやしぐさがひとりとり違うのですよ。1月の展覧会に出品して下さるのは、ほのぼのとしたノスタルジーが薫る昭和(中期?)の子供達のいる風景。パジャマ姿で寝ぼけ眼の女の子、けんかして泣かされた女の子に泣かした男の子、コッペパンでふざけるお調子者の男子が必ず一人はいた給食時間etc...ご期待下さい!
______________________________________________Minazumi Mieko

<水澄さんからのコメント>
自然の中、創作意欲が湧き上がった時にのみ、制作します。
<略歴>
1947 島根県益田市に生まれる
1986 吉田良に師事
1989〜個展企画展多数
1989 京・舞技展出展(大阪・新宿・千葉)
作品集「大正記念館」刊行
2001 作品集「童心遊戯」
2004 現代創作人形展出品(豊科近代美術館)
2005 「ポーラ化粧品」カレンダーに器用される
両室にて<現代作家人形展>を開催します!
出品作家:河野甲(京都)、河野滋子(京都)、小松靖治(神奈川)、坂田ノボル(東京)、高橋操(東京)、林摩美(愛媛)、水澄美恵子(埼玉)、高橋満利子、文殊哩(愛媛) 敬称略
高橋操さんが青空ならば、河野滋子さんのお人形に似合うのは、月の光…、あるいは雨の日曜日?キャンパスマチエールの白い肌、つり目で切れ長のまなじりは、いつもなんとなく物憂げ。例えば雨の日曜日。閉ざされた窓の透き間から染み込んでくるほんのりあまい雨の匂い。それが飽和していく暖かな子供部屋で、ひとり読書にふける女の子。彼女の頭の中をそっとのぞいているような…
___________________________________________________Kono-Shigeko

人が人形という言葉を見たときの思いは、人の数だけある。その人の人形に対する思いは、その人の中では正しくて誰も入り込めない。(すべての仏事に共通することですが)作り手であるわたしたちは、完成と技術を高めることに精いっぱいで、そのわたしが作り上げたかたちに琴線を震わせてくれる人がいた時、とても とても嬉しい。
1956 和歌山市に生まれる
1977 京都嵯峨美術短期大学 洋画科卒業
1985 第一回人形展入選
1991 ギャラリーイノダ(京都)
ギャラリーCASA(京都)
ギャラリーK1(京都)
1992 ギャラリーたち吉(大阪)
1993 PEEK-A-BOO(京都)
フィロ青山(東京)
1995 クレセントヌーン(京都)
3Dイラストレーターズコンクール 銅賞(ニューヨーク)
ギャラリーK1(京都)
1996 デミー・ムーア人形美術館収蔵(3点)
クレセントヌーン(京都)
1998 松屋アートギャラリー(東京)
上方銀花ギャラリー(大阪)
1999 センテニアルギャラリー(大阪)
2000 松屋アートギャラリー(東京)
2001 セルヴィスギャラリー(大阪)
小さい芽ギャラリー(兵庫)
2002 ギャラリー・コクトー(京都)
松屋アートギャラリー(東京)
ヒロ画廊(和歌山)
2003 ギャラリー・コクトー(京都)
ギャラリー・ストラッセ(兵庫)
2004 ヒロ画廊(和歌山)
2006 青木画廊(ルフト)(東京)
両室にて<現代作家人形展>を開催します!
出品作家:河野甲(京都)、河野滋子(京都)、小松靖治(神奈川)、坂田ノボル(東京)、高橋操(東京)、林摩美(愛媛)、水澄美恵子(埼玉)、高橋満利子、文殊哩(愛媛) 敬称略
写真では、一見ブロンズに見まごうような艶やかさですが、河野甲さんの作品の素材はみな、ていねいにていねいに鞣された牛や羊などの動物の皮。それが細部まで驚くほど精巧に作られているものだから、この人形達はみな皮膚呼吸でもしているんじゃないだろうかというくらい生命感に溢れていて、ドキドキさせられます。羽根のある妖精の他にも、巨大な昆虫や、海の生き物、奇妙でユーモラスな架空の生物、静かな精神性を思わせる人型の精霊(?)etc... 乞う、ご期待!
___________________________________________________Kohno-Kou
<河野甲さんからのコメント>
あえて振り返ればこの20年、じっくりとひとつの作品に取り組むなどという余裕もなく、ただ生活の為、ひたすら手を動かし続けてきたように思います。だから偉大な制作者の生き様に比して語る言葉も無いのが真実ですけれど、それでも創り続けたその行為から逆に自分の方向性というか、あるいは作風とでもいうようなものが見えて来たように思います。まだまだ迷いはあるけれど、あんなものを創ってみたい、と思える自分の心がありがたいと思います。

1956 愛媛県宇和島市に生まれる
1977 京都嵯峨美術短期大学 洋画科卒業
1977 皮革造形家 石丸雅通に師事(鎌倉)
1984 坂kとして独立 工房を持つ(京都)
1991 奈良県吉野に移住
1993 橿原市昆虫館常設昆虫制作(橿原)
1994 世紀を超えるクラフト展(京都)
1995 3Dイラストレーターズコンクール 銅賞(ニューヨーク)
2000 兵庫県人と自然の博物館
熱帯雨林の動物・昆虫制作(三田)
京都府加茂に移住
銀座松屋・梅田阪急の定期開催を中心に全国で個展
出版 立体イラストレーション1.2 (グラフィック社)
作品集「しずかな八月」(求龍堂)
両室にて<現代作家人形展>を開催します!
出品作家:河野甲(京都)、河野滋子(京都)、小松靖治(神奈川)、坂田ノボル(東京)、高橋操(東京)、林摩美(愛媛)、水澄美恵子(埼玉)、高橋満利子、文殊哩(愛媛) 敬称略
まだまだ鬼に笑われそうですが…
”2007年度新春LIVE-ART展覧会始め”(来春の1月)は、全国各地から9名の人形作家さんをお呼びして「現代作家人形展」を開催することになりました。地元愛媛からは高橋満利子さん、文殊哩さんが参加して下さいます。
出品作家のみなさんから、ぽちぽちとイメージ写真が届き始めました。年末に向け、順々にここでご紹介していきます。
トップバッターは、東京在住の高橋操さん。ぷくぷくしたお腹や、頬や、二の腕が、こーんなにもチャーミングなものだっただなんて!?見てるこっちがタレ目になっちゃいそうなくらい可愛いいお人形達。高橋さんのお人形には青空がよく似合います。
______________________________Takahashi Misao
<高橋操さんからのコメント>
はちきれそうにまんまるで、弾んでいきそうな人形が作れたら…という思いで創り続けてきた人形たち。テーマは野菜、お菓子、バルーンなど、身近なものばかりです。そんな人形たちが松山の方達とどのように触れ合えるのか、今から楽しみです。


高橋操(たかはし みさお)
横浜生まれ
1986 第2回人形たち展 招待出品(プランタン銀座)
1994 第4回ワールドコングレス 招待出品(パリ、リヨン)
1995 サンタ・フェ・ド−ルフェスティバル 出品(サンタ・フェ)
1995 デミ・ムーア コレクションに10作品収蔵
1996 「グリム童話の主人公達」ブロンズ像制作 (栃木/グリムの森公園)
1998 京・舞妓人形展 出品(大丸・心斎橋他)
2001 新風舎より作品集『BALLOON』を出版
2003 安達忠良・高橋操 二人展「 DANCERS 」(四谷/晩紅舎)
2004 ドール・ファンタジア 招待出品(全国巡回中)
2004 現代創作人形展 出品(豊科近代美術館)
2006 高橋操・安達忠良展「 四谷大運動会 」(四谷/晩紅舎)