松山の画廊 ギャラリーリブ・アート最新ニュース

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夏をのりきる納涼アイテムをご紹介!

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*楽居布てもみちぢみのシーツ 1枚:¥14175(税込)
注文可能(夏期限定)ですのでリブ・アートの店頭までお問い合わせ下さい。



これがうわさの、てもみちぢみの楽居布のシーツです。
このシーツの愛用者のオーナー森田に言わせれば、

「汗を忘れられる寝心地!」

通気性のよい100%の麻に手もみのシワを付けたこのシーツ。
肌と布が密着する面積が少なく、
触れてみると、ほんとに”ひんやり”としています。
そして”しゃりしゃり”。
この”しゃりしゃり”がたまらないのですよ。

これって、なんだか懐かしい感触…。

ふと、昔、畑で摘んで食べたトマトの味を思い出しました。
ちょっとだけ青臭くて、太陽の香りがしっかりしみ込んだ味。 
ただ甘いだけのフルーツトマトなんかよりも
ずっと美味しくて、たくましいと思った。

土地々の風土と歴史の中で生まれ、未だ、育まれ続けている、
織人さん達の技と知恵と感性によって紡がれた身体に優しい楽居布の布は、
そうそう、露地物のトマトみたいに、
まじめで、すがすがしくて、
命の根っこを優しく包んでくれるみたいに”たくましい”のです。




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*和紙スリッパ:¥2,625-
こちらの商品は販売を終了いたしました

こちらのスリッパは和紙製。川之江の和紙でできてます。ここ数年、夏になるとショップに置いているのですが、もう既にリピーターの方が出てきました。こちらは私も使っています。吸水性、吸湿性ともにすばらしく、蒸れずにさらっとした履き心地。紙縒りにした和紙を、わらじのように編んでいるので、素足に触れる感触もとても気持ちいい。デザインもなかなが素敵でしょう?
よく、「水に濡れても大丈夫ですか?」と質問されるのですが、和紙ってすごく強いのです。その証拠に、誤ってお札を洗濯してもちょっとやそっとでは破れませんよね。この和紙スリッパも洗濯可能なのです。
# by live-art | 2006-07-16 18:17 | ショップ情報 | Comments(0)

〜7/18 南室: 内山弘康写真展〜トンネル撮るネン〜          北室:映画看板絵氏の仕事展

南室:「トンネル撮るネン」内山弘康の写真展
   〜愛媛のトンネルで東京生まれのぼくがなぜか関西弁で決めたこと〜

f0106896_17141425.jpg東京生まれ神奈川育ちの内山さんが、転職を機に宇和島に移り住んだのは3年程前のこと(現在は転勤して新居浜に在住)。主な交通手段が、電車から車に変わり、まず、おどろいたのが愛媛のトンネルの数の多さだったのだとか。


f0106896_18243850.jpgf0106896_18444141.jpg暗闇の中、トンネル灯がドラマチックに照らし出さすそのフォルム。その曲線の美しさ。雨垂れや排気ガスの染み跡が弓なりのコンクリートに描く模様。東京そだちの内山さんが田舎暮らしの中で、トンネルそのものに愛と興味を覚え始めるのにさほど時間はかかりませんでした。
f0106896_18472423.jpg学生時代、短期留学の際にカメラマンのアシスタントを経験したり、川崎市のボクシングジムのドキュメント写真を撮影したり、写真家達のグループ展に出品したりetc...これまでも、常にライフワークとして写真を撮りつづけていた内山さん。
今は、休みの度にスーツにソフト帽で武装してトンネルに潜入しては、セルフタイマーのシャッター音を響かせているという日々を過ごしています。
# by live-art | 2006-07-13 19:08 | 今週の展覧会 | Comments(2)

7/6~7/18 北室:映画看板絵師 沼田博美の仕事展        〜7/11南室:伊藤茂明展

北室:映画看板絵師 沼田博美の仕事展 (〜18日迄)

f0106896_23423392.jpg結成以来、今年で10年目を迎える自主上映団体<マネキネマ>が主催する、手描きの映画看板の展覧会。作品はすべて、新居浜市在住の看板絵師・沼田博美さんの手によるもの。沼田さんは、日本映画が華やかなりし頃の新居浜で、ある時期、東映系、松竹系、大映系3館全ての
看板を一手に手がけていた当時の”売れっ子看板絵師”でした。

f0106896_2331028.jpgf0106896_23331381.jpgしかし、映画の斜陽とともに手描きの看板への需要がなくなり転職。定年後、「かもぼこ板の展覧会」への出品を機に、かつての情熱が蘇り、自主制作で映画看板を再び描くようになったのだとか。今回展示している作品は、近年作。また、映画黄金時代の活気が忍ばれる、絵看板の写真パネルも展示しています。
f0106896_23492155.jpg昭和7年生まれということですから、沼田さんは今年で74歳。かつてはご自分の腕一本で、大衆の夢を支えるお仕事をされていた。今もこんなに明るく、エネルギッシュな作品を描き続けていらっしゃるのだから、きっと充実した日々を送られているのでしょう。時代劇から、宮崎アニメまで様々なジャンルに挑む姿勢から、未だ変わらぬ映画への情熱が忍ばれます。様々な書体によるレタリングの美しさにも脱帽です。これぞ職人技!ノスタルジーだけでは語れない、”手描き”の底力をご堪能下さい。

f0106896_013388.jpg今年の5月の上映会「川島雄三特集」のための2作品を皮切りに、マネキネマでは今年度いっぱい、例会の度に(残り4回)、沼田さんの映画看板を映画館の入り口に掲げることになっています。只今、(14日まで)シネマ・ルナティックにて第57回例会作品”復活!名画座第2段”「風とともに去りぬ」を上映中。こちらの看板も(映画も)お見逃しなく!(※リブ・アートにてルナティックの割引共通券も販売しております。)



南室: 伊藤茂明展 ~landscape(風・水・気) drawing2006~(〜11日迄)

f0106896_0433852.jpg西条市小松町在住の伊藤茂明さんの個展。伊藤さんは、1970年代の初頭から現在に至るまで、精力的な創作活動を展開、継続して発表されています。昨年に引き続き、今回もドローイングの平面作品を展示。
f0106896_0581132.jpgf0106896_1144544.jpg山里での果樹や野菜の栽培や、海辺の散策など、伊藤さんの日常は常に自然とともにあります。
 ”自然”から受けるインスピレーションこそが、伊藤さんの創造の源。光、水、風、植物や増殖するプランクトンetc...(以上、私の連想)、伊藤さんの手からなる抽象的な図象は、水面に映る幻影のように、有機的な揺らめきを感じさせます。”言葉以前”の肉体的な感性でもって目に映る自然の風景をを、次々とスケッチされている風にも思えます。

f0106896_0484345.jpg永遠に漂い続けている時間。頭の中のおしゃべりを一旦止めて、皮膚や体に感じるものをじんわりと受け止めてみて頂きたい、そんな展覧会。


# by live-art | 2006-07-06 23:44 | 今週の展覧会 | Comments(0)

6/29~7/4<企画展> 松永泰樹・鴨頭みどり二人展

f0106896_16131173.jpg岐阜県多治見の陶芸家ご夫妻、松永泰樹さんと鴨頭みどりさんのふたり展が始まりました。松永工房の素敵なHPを拝見しつつ、こんなにイマジネーション豊かな作品を作る人って、いったいどんな方達なんだろうとお会いするのを、楽しみにしていたのですが…。作品同様、息のぴったりあった素敵なご夫妻でした。

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f0106896_1659516.jpg磁土や白磁にここだわった日常食器やオブジェ的な作品を作るのが夫の松永さん。”木綿のハンカチ”や”漆喰の壁”を思わせる、ほっこりとあたたかいマチエールと、ユーモラスでかつ端正なフォルムは、ほんのりクラッシック、それでいてしっかりモダンでもある。オーナー森田は、松永さんのお皿をひっくり返しては、高台や細部の作りの美しさにもタメイキしていました。発想の柔らかさと細部まで行き届いた精神の細やかさが、(有本利夫の絵のなかのそれのような)まぁるい存在感を放っています。心地よい静かな音楽を聴いているみたい。作品同様、ご本人も、知的で物静かな面持ち。昼ビールは気合い入れに欠かせない(?)小道具なんだそう(笑)。(注:決して”呑んべぇ”なわけではありません)
 

f0106896_18105288.jpg兎、猿、馬、熊、龍、樹霊、花の精、チェスの駒…etc。一応それぞれモチーフはあるのだけれど、オシリが風船のように膨らんでいたり、3本足だったり、尻尾が蓮の花だったり…!?鴨頭みどりさんの陶人形は、すごーく個性的。既にある「物語」に収縮してしまうことは決してなく、もこもこと増殖していくライブ感たっぷりの不思議世界に最初は少々、躊躇われる方もいらっしゃるかも(笑)。でも、一度、この魅力の取り憑かれたら、もう、たまらない。「突き抜けて明るい!」とおっしゃったお客様もいらっしゃいましたが、そうそう、そうなんだよなー…。鴨頭さんは(松永さんもですが)、メキシコのトルーカの陶磁器学校に勤務されていた時期があるのだとか。メキシコでは骸骨をモチーフにした工芸品をよく見かけるんですって。【参考】 工芸品だけでなく、お誕生日のケーキの上なんかにもそんなキャラクターが普通にのっかっていたりするらしい。f0106896_183499.jpg悪魔や骸骨までも、ちょっとおどけた愛すべきキャラクターとして市民権を得てしまう、明るく乾いたラテンの空の懐の深さ。ノリのよさ。それに触発されて、鴨頭さんは今のような創作を始められたのだそうです。こんな作品を目の当たりにしてしまうと、「鴨頭さんってどんな人なんだ!」って、ますます知りたくなるでしょう?ご心配なく。いたって普通の方です(笑)。色白で痩身。自然体でほがらかな素敵な女性です。
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# by live-art | 2006-06-29 18:02 | 今週の展覧会 | Comments(0)

6/22(木)~27(火)<企画展>楽居布2006・夏

f0106896_18102228.jpg今年もまた、やってきました。夏の楽居布展。本日初日はあいにくの雨でしたが、さすがはリピーターの多い楽居布さん!雨にも負けず、たくさんのお客様におこし頂きました(まだ、始まったはばりなのにーっ)。左の写真は、ひんやりしゃりしゃりな触感が気持ちいい楽居布・不朽の定番”手もみちぢみ”のお昼ねマットやシーツなど。その他、昨年に引き続きジャパンブルー(阿波藍)も素敵ですし、張りと光沢、軽やかな透け感の美しいリネンオーガンジーのワンピースや、これさえ着れば、ご機嫌な夏の旅行ができそうなアロハ調ビタミンカラーの近江上布ブラウスなど、今年も楽居布は絶好調です!f0106896_137936.jpg
楽居布とは、リブ・アート開廊以来のおつき合いだそうなので、今年で12年目。数年前からは、初夏と秋の年2回、新作コレクションの発表の場にして頂いています。その度ごとに、お客様の気持ちをしっかりと掴んでどんどん進化していく楽居布はすごい!そして、楽居布の洋服や寝具やインテリアファブリックをこれまでにお買い求め下さった方々が、楽居布からメッセージを肌で理解して下さっている感触がひしひしと伝わってきます。感謝!やっぱり体は、頭より素直で賢いんだと実感します。1度覚えたら忘れないっ。

f0106896_1353419.jpg今回の目玉は、藤布の帯。藤蔓の皮と芯の間にある”アラソ”と呼ばれる中皮をさらして紡いだ糸で織られた丹波の夏布です。古事記に記されているほど古い繊維なのだけれど、大変な手間がかかる上、数少ない藤布の紡ぎ手も高齢となり、繊維業界では”まぼろしの布”と呼ばれていたそう。この強くてしなやかな”自然の繊維”を廃れさせてはならないと技術の伝承に情熱を傾ける保存会の小石原将夫さんと、藤布本来の美しさと小石原さんの熱意に賛同した楽居布のコラボレーションが織りなす逸品です。

f0106896_1391181.jpgその土地々の風土の中で大切に、時に頑固に守られてきたもの。人間の生理にかなった”体に優しい繊維”が楽居布の基本。そのよさを広く世の中に伝えたい、消費してもらいたい、そうでなければ、代々伝わる職人さん達の智恵と感性がつまったこの賢く優しい繊維達は忽ちのうちに廃れてしまう。それは良質な日本の文化がまたひとつ消えてしまうことに等しい。楽居布のデザイナー越智和子さんはそんな風におっしゃいます。そのために、織り元や染め元、縫子さん達との信頼関係と綿密なコミュニケーションのもと、(洋服の型そのものだけでなく)素材の段階からデザイン指導をされ、現代のライフシーンを更に楽しく、ウキウキさせてくれるような素敵な製品を日々、生み出しているのです。会場で、お客様の気持ちを即座に察知され、ひとりひとりの嗜好や気持ちをふまえながら、適切なアドバイスをされる姿にはいつも脱帽させられています。そのコミュニケーション能力の高さ故、私は越智さんを尊敬して止みません。
# by live-art | 2006-06-22 18:17 | 今週の展覧会 | Comments(0)